dnjiro’s 9VAe blog

誰でもアニメが作れる無料ソフト9VAeきゅうべえ開発者のブログ

いらすとやのイラストから動画が作れる無料アプリ「9VAeきゅうべえ」

フリーソフト9VAeきゅうべえを使って「いらすとや」のイラストから動画を作る方法を説明します。作業時間は10分くらい。ACイラストはこちらSVGイラストはこちらベクトルアニメはこちらサムネイルも作れます。音声合成はこちら

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Youtubeの解説をみる

他のアニメの作り方はこちら9VAeの質問はこちら

 

内容:10分程度

 

■ 9VAeきゅうべえのダウンロード


いらすとやのイラストはPNG画像なので縦横サイズだけ変更できます。SVGイラストなら形も変形できます。SVGイラストから作る方法はこちら

 

1.「いらすとや」からイラストをダウンロード

 以下、説明画面では、ABCDの順番に操作していきます。

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  1. イベントのイラスト(上図A)をタッチ
  2. お花見のイラスト(上図B)をタッチ
  3. 歩きながらお花見をする人のイラスト(上図C)をタッチ
  4. お花見のイラスト(上図D)をタッチ。パソコンの場合は、右ボタンメニューから「名前をつけて画像を保存」。iPhone/iPadの場合はイラストの上を長押しし「写真に追加」。Androidの場合はイラストの上を長押しし「画像をダウンロード」。これでお花見のイラストがダウンロードされます。
  5. ページをひとつもどって、お花見イラストの画面の左側のマスク(上図E)をタッチ。これが見つからないときは「いろんな角度 マスク」を検索。
  6. マスク(上図F)をタッチ。
  7. マスクが表示されるので、パソコンの場合は、右ボタンメニューから「名前をつけて画像を保存」。iPhone/iPadの場合はイラストの上を長押しし「写真に追加」。Androidの場合はイラストの上を長押しし「画像をダウンロード」。これでマスクのイラストがダウンロードされます。

 

2.9VAeを起動し、イラストを読み込む

  1. 9VAeを起動。

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  2. 画像入力ボタン(上図G)をタッチ。ダウンロードしたお花見の画像を選んで入力。パソコン版の場合は、保存したフォルダから画像を選択します。iPhone版は「写真から」をタッチし、カメラロールから画像を選びます。Android版の場合は、メニューの「---Download--->」 の下のファイル名をタッチします。上図のように読み込まれます。

  3. もう一度、画像入力ボタン(上図G)をタッチ。マスクを読み込むと下図のようになります。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:9VAeはVer.0.7.8 から、背景が透明なPNGに対応しました。もし背景が黒くて透明でない場合、9VAeを最新版にしてください。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:iPhone版の初期画面は背景が黒です。表示メニュー「ダークモード」で背景が白と黒を切り替えできます。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:スマホ版は横にして画面をタッチし、ファイルメニュー「新規作成」タッチすれば横長画面になります。ファイルメニュー「ページ設定」で好きな縦横比に設定できます。

3.続きのページを作成し、サイズ変更

  1. 動きをつけるために、まず続きのページを作ります。上のページ欄の右側の「+」(上図H)をタッチ。メニューから「続きのページを作る」をタッチ。これで2ページめができます。
  2. 2ページでマスクの選択枠の角のハンドル(上図I)を内側にドラッグしてマスクを小さくします。
  3. 選択枠中心の「+」(上図J)をドラッグしてマスクを口の上に移動させます。(

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:選択枠の角のハンドルで拡大縮小。中心の「+」もしくは枠線のドラッグで移動ができます。

  

4. マスクを記憶ツールにコピー

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  1. となりの人にもマスクをつけましょう。マスクの選択枠の「+」ボタン(上図K)をタッチ。メニューから「つながった図形を選択」をタッチ。これで2ページ分のマスクが選択されます。複数ページ選択されたことを示すために選択枠が二重線になります。
  2. 記憶ツールにコピーするボタン(上図L)をタッチ。これでマスク(2ページ分)が記憶ツール(下の四角)に入ります。
  3. 続きのページをつくるボタン「+」(上図M)をタッチ。メニューから「続きのページを作る」をタッチ。3ページめができます。(下図)

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:選択枠中心の「+」から「つながった図形を選択」をすれば複数ページの図形をまとめて選ぶことができます。記憶ツールには複数ページをコピーできます。

 

5. マスクを複製する

  1. 2ページ(上図N)をタッチして2ページに移動。
  2. 記憶ツールから取り出すボタン(上図O)をタッチ。メニューから「複製する」をタッチ。マスクが2ページ、3ページに複製されます。2ページに大きなマスク、3ページに小さなマスクが入ります。(下図)

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:記憶ツールから取り出すときに「複製する」を選ぶと新しい図形が入力されます。

 

6. マスクの位置を変更

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  1. 3ページ(上図P)をタッチして3ページに移動。
  2. 何もないところをタッチして選択をいったん解除。
  3. マスクをタッチして選択し、中心の「+」をドラッグして移動(下図Q)
  4. プレイボタン(下図R)で動きをみてみましょう。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:選択枠が二重線のとき、複数ページが選択されているため、ドラッグすると2ページのマスクも移動します。そのため、何もないところをタッチして選択を解除し、3ページのマスクだけ選び、移動します。 

 

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7. 文字を入れる

  1. 文字入力ボタン「A」(下図S)をタッチ。「マスク着用」と文字をいれましょう。
  2. 選択枠の角のハンドル(下図T)をドラッグすれば文字のサイズを変更できます。
  3. 選択枠中心の「+」(下図U)をドラッグすれば文字を移動できます。
  4. 線の種類ボタン(下図V)をタッチ。メニューから「縁をつける」「影をつける」を選べば、文字に縁と影がつきます。縁の色は色2(下図W)で変更できます。
  5. 文字の色は、文字タブ(下図X)をタッチし、色のボタンを押して変更できます。下図では青色に変更しました。

    f:id:dnjiro:20210503012120g:plain

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:線の種類ボタン(上図V)の「縁、ぼかし、ぶれ、影、光」といった属性は文字にもつけられます。

 

8. 続きのページをつくって、文字を移動

  1. 文字を動かすために、続きのページをつくるボタン(上図Y)をタッチ。メニューから「続きのページを作る」をタッチ。これで4ページめができます。
  2. 3ページ(上図Z)をタッチして3ページに移動。
  3. 文字を選択し、選択枠中心「+」(上図a)をドラッグして右側に移動しましょう。
  4. プレイボタン(上図b)で動きをみてみましょう。

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f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:各ページの上に「1秒」と表示されているように、1秒ごとに動作が完了します。この時間をタッチして変更すればスピードを変更できます。もっと複雑な動きの作り方はこちら

 

9. アニメGIF / 動画(MP4)出力

  1. 出力する前に「ファイルメニュー>名前を付けて保存」で名前をつけて保存しておきましょう。
  2. ファイルメニュー>アニメGIF出力」または「動画出力」で、好きなサイズのアニメGIF または MP4動画 が作成できます。
    Win / RaspberryPi / Linux版 でMP4動画を作るには FFmpeg が必要ですYoutube解説
  3. スマホの場合、端末内の「9VAe」フォルダの中に出力されます。フォトアプリで、「端末内の写真>9VAe」で見ることができます。
  4. アニメGIFは、背景を透明にできます。音がいれられません。
  5. MP4動画には音が入れられます。Youtubeに投稿できます。動画素材を作る場合、画面サイズは、幅を空白、高さを720または1080、コマ/秒を30にするとよいでしょう。「OK」ボタンでアニメGIFが出力されます。
  6. f:id:dnjiro:20201213004713p:plain

 

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:Mac / iOS / Android 版は、MP4動画が出力できます。Windows / Linux版は FFmpeg を使えばMP4動画が作れます

  

動画編集ソフトと9VAeを組み合わせて動画作成
 

OS

フリーソフト

9VAeで作成する素材動画

Windows
AviUtl
CapCut
連番PNG または MP4
MP4
Mac / iPhone / iPad
iMovie , CapCut
MP4
Android / Chromebook
PowerDirector , CapCut
MP4

 

  • もっと長いアニメを作ることもできます。以下をご覧ください。

9VAeきゅうべえ:長いアニメを作る方法 - Qiita

 

 

10. サムネイル画像の作成

  • 9VAe Ver.0.8.5 (スマホ Ver1.5)から各ページを任意サイズのPNG画像に出力する機能がつきました。
  1. ファイルメニュー>画像出力。パソコン版は先に保存フォルダと保存名を指定します。
  2. 画像設定画面で、画像サイズ(縦横ドット数)を指定します。Youtube サムネイルは 1280x720 推奨。 サムネイルの場合「背景を透明にする」にはチェックをいれないほうがよいでしょう。
  3. 原稿の縦横比率を変更したい場合は、「ページメニュー>ページ設定」でステージのサイズを変更します。

 

 


解説動画の作り方

この記事のひとコマ解説GIFは、フリーソフト9VAeきゅうべえの「ひとコマ機能」で作成しています。

9VAeきゅうべえのダウンロード

上を見るとダウンロード、形の変形、SVGイラストをパーツ化する方法がわかります。

  • 9VAeきゅうべえで、キャプチャー画面に、矢印や説明を加え、ページに「ひとコマ」設定するだけで作れます。
  • Youtube動画より短く、キャプチャー画面の羅列より見やすいのが特長です。
  • FFmpeg を使って Youtube 動画にすることもできます。

 

画面キャプチャ方法

OS
画面キャプチャ方法
保存先
 Windows
クリップボード
(ペイントに貼り付けて保存)
 Mac
  • Shift + Command + 4 (スペースでウィンドウ指定)
デスクトップ
 Android
  •  電源 + 音量Down
 adbコマンド (開発者向け)
  •  adb shell screencap -p /sdcard/screen.png
     adb pull /sdcard/screen.png
フォトアプリ>
スクリーンショット
 
iPhone / iPad
  •  ホームボタン + 電源ボタン
  • サイドボタン + 音量UP
写真>
アルバム>
スクリーンショット
 Linux Mint
  • Print Screen キー
クリップボード
ファイル
 Amazon Fire
  • 電源 + 音量Down 1秒長押し
  • USBケーブルでPCと接続し、
    設定>接続デバイス>USB>ファイル転送
ピクチャ >
スクリーンショット

音声合成でしゃべる解説動画の作り方

アニメGIF、動画出力

  • ファイルメニュー>アニメGIF出力」または「動画出力」で、好きなサイズのアニメGIF または MP4動画 が作成できます。
    Win / RaspberryPi / Linux版 でMP4動画を作るには FFmpeg が必要です
  • スマホの場合、端末内の「9VAe」フォルダの中に出力されます。フォトアプリで、「端末内の写真>9VAe」で見ることができます。
  • アニメGIFは、背景を透明にできます。音がいれられません。
  • MP4動画には音が入れられます。Youtubeに投稿できます。Youtubeに投稿する場合、1秒30コマ、高さ720 または 1080 で出力するとよいでしょう。

 

9VAeをつかえば素材動画が作れる 

      • 9VAeきゅうべえを使えば、オリジナルの素材動画が簡単に作れます。
      • Openclipart や  FreeSVG などフリーのSVGイラストをつかって動くキャラクタが作れます。
      • 動画編集ソフトで動画に合成できます。

OS

無料動画ソフト

9VAeで作れる素材

Windows

CapCut

AviUtl

MP4

連番PNG または MP4

Mac/iPhone/iPad

CapCut

iMovie

MP4 

MP4

Android

CapCut

PowerDirector

MP4

GIF または MP4

作り方

9VAeきゅうべえに関する質問

 

 

プレゼン用動くイラストが作れる無料アプリ:9VAeきゅうべえ

プレゼンで使う動くイラストを無料ソフトで自作してみましょう。9VAeきゅうべえアンドロイド・Chromebook版でもPC版iPad/iPhone版でもつくれます「解説動画の作り方」はこちらイラストを動かす方法はこちら

 

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作成時間は5分程度です。

他のアニメの作り方はこちら9VAeの質問はこちら

 

LibreOffice以外(PowerPoint, Keynote, Kingsoft Office, WPS office)でもできます。3.から実行してください。

 

 


プレゼン用動くイラストを9VAeきゅうべえで作る

内容:

 

■ 9VAeきゅうべえのダウンロード


9VAeきゅうべえの使い方

 

図のアルファベット文字の順番に操作していきます。

 

 

LibreOffice のダウンロード

今回は、オープンソースのオフィスのプレゼンテーションソフト「LibreOffice Impress Windows版」と、9VAeを使います。

 

 

1. LibreOffice Impress で図形を描いてカットする

Windows版 の Impress と 9VAeきゅうべえは相性がよく、Impressで描いた図形をコピーし、9VAeで貼り付けすれば、図形を9VAeに取り込むことができます。下は Impressの編集画面です。

 

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  1. Impress 挿入メニュー(上図A)>シェイプ>矢印>スプリット矢印をクリック
  2. 画面をドラッグ(下図B)して矢印をかく
  3. Impress 編集メニュー(下図C)>「切り取り」をクリック(または、Ctrl+X)。これで上向き矢印が切り取りされます。

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2. 9VAeきゅうべえで、貼り付け

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  1. 9VAeきゅうべえで「編集メニュー(上図D)>貼り付け」をクリック(または Ctrl+V)。これで上向き矢印が9VAeきゅうべえの中にはいります。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:Windows版9VAeきゅうべえはクリップボードの図形をペーストできる。

 

 

 

3.LibreOfficeでない場合、SVGイラストをダウンロード

 
  1. 以下のイラストを開く 。
  2. 「Openclipart - Divergent」
  3. スマホの場合「SVG (Vector)」ボタン(ここでもよい)を長押し。メニューから「リンクアドレスをコピー」(iPhoneなら「コピー」) をタッチ。9VAeきゅうべえのツールメニュー>「ネットからダウンロード」のあと、http:入力エリアを長押しして「貼り付け(ペースト)」。これで、上向き矢印のイラストが読み込まれます。その後、選択枠中心の「+」をタッチし「アニメを修正」をタッチしてください。
  4. パソコンの場合は「SVG(Vector)」ボタン(ここでもよい)を右ボタンでクリック。「対象をファイルに保存」または「リンク先のファイルをダウンロード」。9VAeきゅうべえメニューから「ファイル>開く」をクリック。ダウンロードしたファイルを選ぶ
これで、上向き矢印のイラストが読み込まれます。
 f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:スマホ版は「ネットからダウンロード」。パソコン版はダウンロードしてから開く。
 

4. 続きのページを作成

  1. ページの右側の「+」(上図E)をクリック。メニューから「続きのページを作る」
1ページの内容がコピーされ、2ページができます(下図)。どちらかのページを修正すればなめらかに動くアニメーションができます。

f:id:dnjiro:20200203144444p:plain

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:動きをつけるには、まず「続きのページを作る」


  

5. 矢印内部の点を表示し、矢印の頭の点を選んで右上に伸ばす

  1. 矢印をクリック(上図F)して選択。
  2. 点選択ボタン(上図G)をクリック。矢印の頂点△が上図のように表示されます。(△はとがった点です。曲線上の点があれば、□で表示されます。)
  3. 右上の矢印の頭だけを外からドラッグして選択(上図H)
  4. 選択枠をドラッグして矢印の頭を右上に移動します(下図I)(選択枠中心の「+」をドラッグしてもよいです)
  5. f:id:dnjiro:20200203094535p:plain

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:点選択ボタンを押せば、自由に形が変えられる

 

 

6. 1ページの矢印を左上に伸ばす、往復ボタンを入れ、0.5秒にする

  1. 1ページ(上図J)をクリックして1ページに移動
  2. 左側の矢印の先の点(下図K)を選び、右上にドラッグして伸ばしましょう
  3. 1ページの左肩の小さなボタン(下図L)をクリック。メニューから「往復」をクリック。(1ページに移動していないと「往復」は表示されません)
  4. 1ページの時間「1秒」(下図M)をクリック。メニューから「0.1病短くする」を何回かクリックしてページの時間を0.5秒にしましょう。
  5. プレイボタン(下図N)で動きをみてください。簡単にできたでしょう。停止は右側のストップボタンです。f:id:dnjiro:20200203095248p:plain

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:ページの時間で動く速さを調整


7. アニメーション全体のサイズ、位置調整

  1. 1ページのページ番号「1」(上図O)をクリック。メニューから「ページの指定ここから」をクリック
  2. 2ページのページ番号「2」(上図P)をクリック。メニューから「ページの指定ここまで」をクリック。これで2ページ全体が選ばれたことになり、まとめてサイズ、位置調整ができます。複数ページが選択されたとき選択枠は下図のように2重線になります。
  3. 選択枠の角のハンドル(下図Q)をドラッグしてサイズを縮小
  4. 選択枠の枠線(下図R)をドラッグして下に移動

    f:id:dnjiro:20200203112507p:plain

     

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:複数ページを選択すれば全体の大きさを変更できる

 

 

8. 1ページに文字を入れる

  1. 1ページ(上図S)をクリックして1ページに移動
  2. 文字入力ボタン「A」(上図T)をクリック。右側の矢印の上に「使わない」左側の矢印の上に「9VAeきゅうべえを使う」と入力してみましょう
  3. 入力したあと、選択枠の角(下図U)をドラッグして文字のサイズが調整できます。
  4. 選択枠の枠線(下図V)をドラッグ(または中心の「+」をドラッグ)すれば位置を調整できます。
  5. 文字にイフェクトをつけてみましょう。イフェクトをつけるボタン(下図W)をクリックしメニューから「縁をつける」、もう一度クリックし「ぶれをつける」効果をつけました。
  6. 縁の色はカラーパレットの色2(下図X)で設定できます。
  7. プレイボタン(下図Y)でどう動くか見てください。停止は右側のストップボタンです。

    f:id:dnjiro:20200203111736p:plain

 なお、1ページに「往復」命令がはいっているため、2ページに文字をいれても表示されない(2ページに進まない)点に注意してください。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:文字の縁取りは線の種類ボタン。縁取りの色は色2。

 

 

9.アニメGIF出力

  • ファイルメニュー>「アニメGIF出力」でアニメGIFが作成できます。
  • パソコン版の場合、最初に保存場所、ファイル名を指定します。デスクトップなど、わかりやすい場所に作成してください。
  • 今回のアニメは「往復」命令があるため、再生時間が無制限となり、時間を自分で設定する必要があります。往復1秒なので、出力秒数は1秒にするとよいでしょう。
  • LibreOffice Impress などプレゼンソフトに入れる場合「背景を透明にする」にチェックを入れておきます。
  • Androidの場合、完成したファイルは、端末内の「9VAe」フォルダの中に、指定した名前で出力されます。フォトアプリで、「端末内の写真>9VAe」で見ることができます。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:プレゼンソフトにいれるときは、背景を透明にしてアニメGIF出力。

 

 

10.プレゼンソフトに、画像として入れる

作成したアニメGIFプレゼンソフトに画像(写真と同じ)として挿入します。再生すればアニメーションになります。

 

  1. LibreOffice Impress の「挿入メニュー(下図Z)>画像」をクリック。上で保存したアニメGIFファイルを選ぶ。

 

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f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:プレゼンソフトには「動画」ではなく「画像」としていれる。

 

9VAeをつかえば短い動画クリップがすぐ作れる 

  • 9VAeきゅうべえを使えば、短い動画クリップがすぐ作れます。今回は、LibreOfficeのシェイプ図形を使いましたが、FreeSVG Openclipart など多くのSVGイラストサイトの素材を入力し、続きのページを作成して一部変形し、1ペジに「往復」命令をいれれば、動画になります。いろんな動画をつくってみてください。
  • 9VAeは各ソフトにあわせて、いろんなフォーマットでクリップ動画を出力できます。
アプリ クリップ形式 作り方

PowerPoint
LibreOffice
Keynote

WPS office

アニメGIF 背景を透明にして出力(PowerPointの例
iMovie
PowerDirector
グリーンバック動画 先頭にグリーンバック背景を入れる。(iMovieの例PowerDirectorの例
AviUtl 連番PNG 背景を透明にして出力(AviUtlの例

 

  • もっと長いアニメや動画を作ることもできます。以下をご覧ください。

9VAeきゅうべえ:長いアニメを作る方法 - Qiita

 

 

9VAeきゅうべえに関する質問

 

「ひとコマ」でどんなアニメをつくるとよいか、アイデア集

キッズプラザ大阪では、2020年から、PEAS motch!をつかったひとコマアニメ制作を行っている。小学校低学年、幼稚園児でも簡単にアニメが作れる。

 

アニメを作る方法は、絵を描いた順番がアニメになるという、きわめて簡単な方式だ。PEAS motch! は図形エディタになっており、入力した線の形、色、入力した線の順番を変更することができるので、アニメーションを作るビジュアルプログラミングと考えられなくもない。9VALきゅうべえラーニングにも採用された。

 

では、この方式を使ってどんなアニメーションを作るとよいのだろうか、キッズプラザでのワークショップ、実際に子供たちが作ったアニメをみた観客の反応から、作るとおもしろいアイデアや重要な点を書き留めておく。

重要な点、「アニメをつくっているという意識を持つこと」

  • PEAS motch! や 9VAL のユーザーインタフェースは、お絵かきソフトにプレイボタンを追加しただけだ。そのため簡単なのだが、逆に絵を描いているだけと思われてしまう欠点がある。
  • PEAS motch! や 9VAL はアニメーションを作るソフトである。描いている絵は実は、アニメーションビジュアルプログラムなのである。それがわかるのが「再生ボタン」だ。早い段階で。これをタッチし、アニメーションを見てみることが非常に重要である。
  • このアニメーションを見てから、どのように絵を描けば、どのようなアニメになるかを把握し、この絵が、単なる絵ではなく、アニメーションを作る初歩的なビジュアルプログラミングであることを意識してほしい。
  • PEAS motch!には「すすんだメニュー」があり、そこでは「ループ」「動きのグラフ制御」「サブルーチン」「再起呼び出し」といったことまでできる。とにかく、「再生ボタン」を何回も押してみて、アニメーションを作っていることを意識して作業してください。

 アイデア

  • 絵を描くとき、肝心な部分を一番最後に描いて、実は、こういうことだったのだ、と最後にわかるような作品は、おおっそうだったのか、と感心する声がもれた。
  • 実はこうでしたという種明かしが、おもしろい。「棒が一本」「葉っぱかな」「あひるだよ」「6月6日に雨がふってきて」・・・実は「コックさん」といった絵描き歌もひとつの例だろう。
  • 人から書き始めて、どこにいったのか順番にわかったいくとか・・・さいしょはこうだったけど、実は、こんなことがあって・・・とか、事件を順番にかいていくのがおもしろい。時間の流れが感じられるストーリーがある作品がおもしろい。
  • 白い太い線で描くと絵を消すことができる。いったん描いた絵を消して、顔の表情をかえたりした作品は受けていた。
  • 線に影をつけて、アート的な絵を描いた作品。まるや四角だけで描くとか、抽象的な作品もきれいだ。
  • 適度に塗りがはいっていると、塗っていく過程がアニメになるのでおもしろい。きれいに塗らなくても、一部ちょっと塗るというぐらいでもよい。

アニメーションを作ったことがある子供はほとんどいないので、自分で、動きをコントロールする、ということが、新しい思考のヒントになるだろう。描く順番と動きが結びついているということが、論理的な思考の訓練になる。どう動くか予想しながら絵が描けるようになるとよい。

  • できあがったアニメをみて、これを追加しては、というアイデアでてくるとよい。入力した線を選んで削除することができるので、あとから一部変更したりするデバッグ的な高度な使い方もできる。
  • 先頭のページの前に「背景ページ」を入れて、そこに図や写真をいれることができる。そこに説明を書き入れると、実用的なアニメが作れる。「すすんだメニュー」から「アニメGIF」出力できる。

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    PEAS motch!の使い方を説明したアニメ

iMovie用フリー素材が作れる無料アプリ:9VAeきゅうべえ

 Mac, iPhone/iPad の動画編集ソフト「iMovie」用のグリーンバック素材を、無料アプリ9VAeきゅうべえで作る方法を説明します。サムネイルもつくれます。PowerDirectorはこちらAviUtlはこちら音声合成はこちら

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他のアニメの作り方はこちらをご覧ください

他の動画ソフト:キネマスター用作り方PowerDirector用作り方AviUtl用作り方

内容:15ー20分程度

 

■ 9VAeきゅうべえのダウンロード


9VAeきゅうべえの使い方

iMovie のダウンロード

 

1.サンプル動画を準備(自分で撮影した動画でもOK)

作り方を説明するために、9VAeきゅうべえで、サンプル動画を作成します。自分で撮影した動画をつかってもかまいません。

  1. 9VAeを起動。iPhone版9VAeDanglaの場合、表示メニュー「ダークモード」で白バック画面になります。ここでは白バック画面で説明します。

    f:id:dnjiro:20210607180116g:plain

  2. 「ヘルプメニュー>(かおであそぼう(練習用))>変身」をタッチ。下画面のようになります。

    f:id:dnjiro:20200813102654p:plain

  3. iPhone版の場合、「ファイルメニュー>動画出力」で、MP4動画ができます。動画の設定は、幅を空白(自動設定)、高さを720、コマ/秒を30で出力しましょう(下図)。9VAeインストール直後はカメラロールに保存できません。カメラロールへのアクセスを許可して、もう一度実行してください。

    f:id:dnjiro:20200813103545p:plain

 

 

2. iMovie で新規プロジェクトを作成、動画を入力

以下、iPhone版で説明します。

  1. iMovie を起動
  2. 「+」プロジェクトを作成 をタッチ

    f:id:dnjiro:20200815190846p:plain

  3. 「ムービー」(上図A)をタッチ
  4. モーメントから出力した動画(下図B)をタッチして選択、一番下の「ムービーを作成(下図C)」をタッチ

    f:id:dnjiro:20200815191756p:plain

     

  5. プレイボタン(下図D)をタッチして動画を見てみましょう。

    f:id:dnjiro:20200815192043p:plain

     

この動画にしゃべるキャラクタと吹き出し文字をいれてみましょう。

 

■ 無料口パク素材

 

3.9VAeきゅうべえに無料口パクキャラクタを読み込む

  1.  OpenclipartにあるフリーのSVG(miku usagi hat Animation)を読み込みましょう。
  2. スマホの場合、上のリンクをひらき、DOWNLOADの下にある、「SVG(Vector)」ボタン(ここでもよい)(下図D)を長押しし、メニューから「コピー」(「リンクアドレスをコピー」)(下図E)をタッチします。次に、9VAeきゅうべえを開き、「ファイルメニュー>新規作成」のあと「ツールメニュー>ネットからダウンロード」(下図G)を実行し、http 入力欄を長押しして「ペースト(「貼り付け」)をタッチ(下図H)。OK(下図I)をタッチすれば、キャラクタが入力されます。f:id:dnjiro:20210512211616g:plain
  3. パソコン版の場合、DOWNLOADの下にある、「SVG(Vector)」ボタン(ここでもよい)を右ボタンでクリックし、メニューから「リンク先を保存(または対象を保存)」をクリックして保存します。次に、9VAeきゅうべえを開き、「ファイルメニュー>新規作成」のあと「ツールメニュー>9VA/SVG/WMFを入れる」でダウンロードしたSVGファイルを読み込んでください。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:9VAeは、Openclipart のSVGイラストを素材として読み込めます。スマホ版は「ネットからダウンロード」、パソコン版はどこかに保存して「9VA」ボタンから入力。

 

4.キャラクタの位置、サイズ調整

  1. 左下の虫眼鏡(上図J)をタッチすれば全体が見えます。(iPhone版横画面で虫眼鏡ボタンが見えない場合は縦画面にしてタッチしてください。画面右下をタッチすればパレットのON/OFFができます。Android版は回転後、画面タッチで回転します)
  2. キャラクタを囲んでいる選択枠の角のハンドル(上図K)のドラッグでサイズ変更。枠線または中心(下図L)のドラッグで移動ができます。キャラクタを右下に移動させましょう。
  3. 文字を入れましょう。 文字入力ボタン「A」(下図M)をタッチ。
  4. 「9VAeで作りました」と入力。「OK」ボタンで入力完了。左上に移動させましょう(下図N)。

    f:id:dnjiro:20210512212649g:plain

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:文字やイラストは選択枠の角のハンドルで拡大縮小、枠線または中心「+」のドラッグで移動できます。

 

5.文字に吹き出しをつける

  1. 上の図形タブ3(上図P)をタッチすると、基本図形が入力できます。文字を選んだ状態で、吹き出し(上図Q)をタッチすれば、文字の背後に文字の大きさにあわせた吹き出しが入ります。iPhone版で図形タブが見えない場合、右下すみ(上図O)で見えるようになります。
  2. 吹き出しの選択枠の左辺のハンドル(下図S)をタッチ。メニューから「反転」。画面を1回タッチ。
  3. 吹き出しの選択枠の上辺のハンドル(下図T)をタッチ。メニューから「反転」。画面を1回タッチ。

    f:id:dnjiro:20210512213701g:plain

  4. ドラッグして位置を調整(上図U)。
  5. 点選択ボタンをタッチして、吹き出しの尖った部分をキャラクタの位置に移動させることもできます。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:選択枠の辺のハンドルをタッチするといろんな変形のメニューがでてきます。

 

6. 文字と吹き出しに、書き順エフェクトを追加

  1. ページの上の時間(上図W)をタッチしメニューから「ひとコマ」をタッチ。これで、プレイ(上図X)をタッチすれば吹き出し、文字が順番にでてくるアニメーションになります。「ひとコマ」機能がない場合、9VAeを最新版にしてください。(Ver.0.8.0(210201)で追加されました。) f:id:dnjiro:20210129143358g:plain

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:ページに「ひとコマ」を設定すれば順番に出てくるアニメーションができます。

 

7. キャラクタに口パクをつける

最初、キャラクタは「んあいうえお」としゃべっています。これに口パクをつけましょう。

  1. キャラクタをタッチして選択。選択枠の中心メニュー「+」(下図Y)から「ローマ字で動かす」を実行。
  2. 「3.1:kyuubee de tukuri masitaa.... 」と入力してください(下図Z)。これの意味は
  • 最初の「3.1:」は3.1秒でしゃべるという意味です。
  • それにつづくローマ字がしゃべる言葉で、これにしたがって口パクします。「.」は口を閉じた状態を表します。
  • 読み込んだ miku usagi がローマ字で口パクできるのは、SVGの中に「.aiueo」の順番に口の形が登録されているからです。アニメキャストの中身については、あとで説明します。口パクするキャラクタの作り方はこちらをご覧ください。

    f:id:dnjiro:20210512220523g:plain

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:「んあいうえお」の順番にならんだ口パク素材アニメキャストの中心メニューから「秒数:ローマ字」 を設定すると、口パクします。

  

8.グリーンバック背景ページをいれる、位置、サイズ調整

  1. ページの左側の「<」(上図b)をタッチ。メニューから「グリーンの背景をいれる」をタッチ。メニューにこの項目がない場合、9VAeを最新版にしてください。緑色の背景ページが入ります。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:9VAeの出力範囲は「ページ設定」で変更できます。

 

 

9. 素材を動画出力(MP4)

  1. ここまでできたら「ファイルメニュー>名前を付けて保存」で名前をつけて保存しておきましょう。スマホ版では、「9VAe(Dangla/Pro)」フォルダに保存されます。
  2. 「ファイルメニュー>動画出力」を実行。Win / RaspberryPi / Linux版 でMP4動画を作るには FFmpeg が必要です
  3. 動画素材を作る場合、画面サイズは、幅を空白、高さを720または1080、コマ/秒を30にするとよいでしょう。「OK」ボタンで動画を作成します。

    f:id:dnjiro:20200813233556p:plain

 「動画出力」ができない場合(Android5-6)

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:ezgif.com でアニメGIFをMP4に変換できます。

 

 

ezgif.comでアニメGIFをMP4動画に変換

  1. GIF to MP4 または、APNG to MP4 を開く
  2. アニメGIFまたはAPNGファイルを指定(背景は透明にしない)

  3. 「Upload!」をクリック > 「Convert GIF to MP4!」をクリック > 「Save」(フロッピーディスクアイコン)をクリック、もしくは画面上にできたMP4を長押しすれば、MP4をダウンロードできます。

  4. MP4はダウンロードフォルダにダウンロードされます。(ブラウザの設定により異なります)

 

10.iMovie にグリーンバック動画を追加

 

f:id:dnjiro:20200815192731p:plain

  1. iMovieの動画トラック(上図C)を右側にドラッグし、先頭に移動します。
  2. 左側の「+」ボタン(上図d)をタッチ。モーメントから9VAeで作成したグリーンバック動画(下図e)をタッチ。オプション「・・・」ボタン(下図f)をタッチ。メニューから「グリーン/ブルースクリーン」をタッチ。

    f:id:dnjiro:20200815193619p:plain

  3. これで合成完了(下図)。

    f:id:dnjiro:20200815194339p:plain

     

  4. 動画トラック(上図g)をタッチして選択。後ろをドラッグ(下図h)して動画の時間を短くして完成

    f:id:dnjiro:20200815195109p:plain

  5.  プレイボタン(上図i)で動画をみてみましょう。完成したら「完了」(上図j)

    f:id:dnjiro:20200815195540p:plain

11.iMovieで動画出力して youtube へ投稿

  1. 「アップロードボタン [↑] 」(上図k)をタッチ。(Mac版は右上にあります)
  2. 「ビデオを保存」をタッチ。これで、フォトライブラリに動画が保存されます。(Mac版は「次へ」ボタンのあと保存場所を選びます)出力サイズが選べます。
  3. 当初、iMovieから直接Youtubeにアップロードできましたが、新しい iMovie では、Youtube アプリ(パソコンの場合はYoutubeサイト)から動画ファイルを選んでアップロードする方法に変わりました。

    f:id:dnjiro:20210627053912g:plain

  4. youtube」アプリを起動(上図1)。
  5. youtube アカウントを入力して、ログイン
  6. 画面下のまるい「+」ボタン(上図2)をタッチ。「動画のアップロード」をタッチ。
  7. はじめての場合「アクセスを許可」ボタンをタッチ。「すべての写真へのアクセスを許可」「マイクのアクセスを許可」をOKにします。
  8. 作成した動画を選択。「次へ」ボタンをタッチ。
  9. 「タイトル」「説明」「公開」「非公開」などを設定し「次へ」をタッチ
  10. 子供むけかどうかを設定し「アップロード」ボタンをタッチ
  11. これで、youtubeへのアップロードが完了します。
  12. 知人に限定公開したい場合は動画のリンクアドレスをコピーして伝えます。

  

12.MaciMovie にグリーンバック動画を入れる方法

使い方がこちらにあります。
  1. 「ファイルメニュー >メディアを読み込む」で、グリーンバック動画を読み込む
  2. グリーンバック動画をドラッグして、動画トラックに追加
  3. 追加した動画をクリックして選ぶと、上のアイコンに「ビデオオーバーレイボタン」(下図m)が出現します。
  4. このボタンを押せば、下に設定メニューが表示(下図n)されるので「グリーン・ブルースクリーン」を選ぶ。これでグリーン背景が透明になります。

    f:id:dnjiro:20201001175947p:plain

 

 

13.動画に正確に位置合わせする方法

  1. 9VAeの画面サイズを「16:9」(iMovieと同じ比率)にします。9VAeを横画面にして新規作成すれば、16:9になります。「ファイルメニュー>ページ設定」(スマホ版)「ページメニュー>ページ設定」(パソコン版)でも設定できます。
  2. iMovie で合成したい場所を表示し、そのプレビュー画面を画面キャプチャーします。
  3. 先頭ページ(グリーンバック背景)にその画像をいれます。「ツールメニュー >絵・写真をいれる」。選択枠の角のハンドルで画像を拡大したり、選択枠の枠線をドラッグして、iMovieのプレビュー画面を9VAeの編集画面に合わせます。
  4. これで9VAeの背景が、動画のプレビューになるので、正確な位置合わせができます。
  5. 位置合わせがおわったら、プレビュー画像を削除してグリーンバック背景に戻し、動画出力してください。
  6. (ヒント)プレビュー画像を削除するかわりに、f:id:dnjiro:20201003073945p:plainボタンで重なり順序をグリーンの下に変更してもよいです。別のプレビューに位置合わせしたいときに、画像を選択し、中心の「+」メニューから「絵・写真の変更」で画像を入れ替えれば、プレビューの位置合わせが楽になります。

 f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:iMovieのプレビュー画面をキャプチャーし、背景画面にいれれば正確に位置合わせができます。

 

 

14.サムネイル画像の作成

  • 9VAe Ver.0.8.5 (スマホ Ver.1.5)から各ページを任意サイズのPNG画像に出力する機能がつきました。
  1. ファイルメニュー>画像出力。パソコン版は先に保存フォルダと保存名を指定します。
  2. 画像設定画面で、画像サイズ(縦横ドット数)を指定します。Youtube サムネイルは 1280x720 推奨。 サムネイルの場合「背景を透明にする」にはチェックをいれないほうがよいでしょう。
  3. 原稿の縦横比率を変更したい場合は、「ページメニュー>ページ設定」でステージのサイズを変更します。

 

 

おまけ、アニメ素材の修正

  • 9VAeきゅうべえを使えば、グリーンバック素材が自分で作れるのが利点です。キャラクタ(アニメキャスト)を修正する方法を説明しましょう。
  1. まず2ページのキャラクタを選び、選択枠中心の「+」(下図s)をタッチ。メニューから「アニメ(...)を修正」を実行。これでアニメキャストの中が開き、修正できるようになります。f:id:dnjiro:20200814010847p:plain
  2. 右側の登録パレットにある「帽子」(下図t)をタッチ。メニューから「選択する」。これで帽子が選択されます。
  3. 選択枠中心の「+」(上図u)をタッチ。メニューから「つながった図形を選択」。これで全部のページの帽子が選択されます。

    f:id:dnjiro:20200814011850p:plain

  4. 削除ボタン(上図v)これで、帽子を取り除くことができます(下図)。

    f:id:dnjiro:20200814012325p:plain

  5.  同様に、うさぎ(上図w)をタッチして「選択する」。選択枠中心「+」(上図x)「つながった図形を選択」。削除(上図y)で以下のようになります。

    f:id:dnjiro:20200814012755p:plain

  6. ここに新しい図形を追加していくこともできます。こちらを参考にして試してみてください。

f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:アニメキャストの中身を修正すれば、いろんな口パク素材がつくれます。

 

 

9VAeをつかえばグリーンバック動画がすぐ作れる 

  • 9VAeきゅうべえを使えば、グリーンバック動画が簡単に作れます。
  •   や  FreeSVG など多くのSVGイラストをつかって動くキャラクタ素材が作れます。動画作成にご利用ください。
  • なお、このサイトの一番上にある動画はアニメGIFで、9VAeきゅうべえで作成したものです。アニメ素材の合成なら9VAeだけでできます。動画と合成するときにiMovie などの動画編集ソフトを使うとよいでしょう。
  • 9VAeは下のような特長をもった商用利用可能な無料アプリです。
     
    9VAeきゅうべえ
    他のアプリ
    方式
    図形のすべての点の対応関係をもったベクトル方式
    タイムラインに画像を並べるビットマップ方式
    修正
    形を後から自由に修正できる
    画像を描き直す
    補間
    変形した形はなめらかに変化する
    形の補間はできない
    データ量
    中間がないので小さい
    何枚も画像が必要で重い
    階層化
    9VAeの中に30階層まで
    9VAeがはいる。全て編集できる
    できても1階層
    中身は同時に編集できない

 

9VAeきゅうべえに関する質問

SVGからアニメGIF作成「試食サンプルをどうぞ」

9VAeきゅうべえアンドロイド版PC版iPad版iPhone版で、20分くらいで作れます イラストを動かす方法はこちら動画編集用素材にもなります[完成したSVGはこちら]

f:id:dnjiro:20220102104143g:plain

他のアニメの作り方はこちら

9VAeの質問はこちら

 

■ 9VAeきゅうべえのダウンロード


9VAeきゅうべえの使い方

 

SVGイラストのダウンロード

Openclipart (Grocery Store Sample) からダウンロード

  1. スマホの場合は、「こちら(SVG (Vector))」を長押し。メニューから「リンクアドレスをコピー」をタッチ。9VAeきゅうべえのツールメニュー>「ネットからダウンロード」のあと、http:入力エリアを長押しして「貼り付け(ペースト)」。

  2. パソコンの場合は「こちら (SVG(Vector))」を右ボタンでクリック。「対象をファイルに保存」または「リンク先のファイルをダウンロード」。9VAeきゅうべえメニューから「ファイル>開く」をクリック。ダウンロードしたファイルを選ぶ。SVGが読めない場合はバージョンが古いので最新版にしましょう。

これで、9VAeにSVGイラストが読み込まれます。
左下の「虫眼鏡」ボタンをクリックすると全体が見えます。 f:id:dnjiro:20190110090031p:plain

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:9VAeでSVGイラストが編集できる

 
 

2. アニメキャストの中身を保存(スマホの場合)

よみこんだイラストはアニメキャストという部品のアニメになります。静止画で使いたい場合はアニメキャストにしておくほうが便利ですが、動きをつけたい場合は、アニメキャストの中身を開きます。
 
  1. 選択枠の中心の「+」をクリック。メニューの上から2番目「アニメ(...)を修正」をクリック。アニメキャストの中が開きます。

  2. ねんのため「ファイル>名前をつけて保存」で「Grocery」と名前をつけて保存しましょう。

  3. メニューバー「ファイル>開く」をクリック。上で保存した、「Grocery」を開く。
  4. これに動きをつけていきましょう。

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:読み込んだSVGがパーツになっている場合、選択して中心メニューから中身を開くことができる。

 

 

3. パーツ作成のためにページを複製

 試食サンプル、手、左腕、を切り取ります。手と試食サンプルはそれぞれアニメキャストにします。具体的には、次のようにします。

(1)点の数を減らす

  1. 図形をタッチして全体を選ぶ
  2. メニューバー「編集>点を減らす」

これで制御点の数が減り、編集しやすくなります。

(2)続きのページをつくる

  1. ページの右側の緑色の「+」をクリック。メニューから「続きのページを作る」をクリック。これで2ページ目ができます。
  2. 今回は、背景、試食サンプル、腕、手の4つに分割したいので、「続きのページを作る」を使って同じページを4ページ作ります。

(3)ページの間に空白ページをいれる

 「続きのページを作る」では各ページの点がリンクでつながれており、点を削除すると他のページの対応した点も削除されてしまいます。リンクを切りはなすためにページとページの間に空白ページを入れます。

  1. ページとページの間の「>」をクリック。メニューから「空白ページを作る」

    f:id:dnjiro:20210609102753g:plain

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:続きのページをつくると図形がつながった状態になる。間に空白ページをいれるとばらばらになって、点を削除しても影響しなくなる。

 

4.点を削除してパーツをつくる

  • 図形を選んでf:id:dnjiro:20181027163024g:plainをタッチすると点が表示されます。
  • スマホ版は、ピンチ操作で拡大縮小、2本指で場所の移動ができます。
  • 一部の点を選んでもう一度f:id:dnjiro:20181027163024g:plainをタッチすれば、その点を含む図形以外の点が消えるのでみやすくなります。
  • 不要な点を選んでf:id:dnjiro:20181221164227p:plainで削除し、パーツの点だけ残します。各ページでそれぞれパーツだけのこるようにします。

    f:id:dnjiro:20210609110132g:plain

  • 点には△と□の2種類あり、△はとがった点、□は曲線です。これはパレットのf:id:dnjiro:20181029090607g:plainf:id:dnjiro:20181029090533g:plainで切り替えできます。□は前後の点によって形が変わるので、うまく形を整えられない場合、f:id:dnjiro:20181029090533g:plainで点を△に変更してください。

    f:id:dnjiro:20210609144814g:plain

  • パーツ分けができたら間の空白ページは削除してかまいません。削除したいページ番号をタッチ。メニューから「ページを切り取る」でページ削除できます。

    f:id:dnjiro:20210609150346g:plain

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:点を青い線で囲んで削除する。スマホ版はドラッグすると青い線がでてくる。パソコン版はCtrlキーを押しながらマウス左ボタンで青い線がでてくる。

 

5.回転するパーツはアニメキャストにする

3ページの試食サンプルと4ページの手は回転するのでアニメキャストにします。アニメキャストは正確に回転できます。しかし自由変形ができなくなります。

  1. 4ページに移動し全体を選択
  2. f:id:dnjiro:20181027165131p:plainをタッチ。これでがきおくツールに移動します。

    f:id:dnjiro:20210609152137g:plain

  3. f:id:dnjiro:20181027165315g:plainをタッチ。名前を「hand」とつける。これでがアニメキャストになりました。

  4. 3ページに移動し全体を選択(下図)
  5. f:id:dnjiro:20181027165131p:plainをタッチ。これで試食サンプルがきおくツールに移動します。

  6. f:id:dnjiro:20181027165315g:plainをタッチ。名前を「sample」とつける。これで試食サンプルがアニメキャストになりました。

    f:id:dnjiro:20210609153719g:plain

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:画面上の図形を記憶ツールにカットし「q」ボタンでアニメキャストというパーツになる。階層構造が作れる。

  

6.アニメキャストの支点の位置を変更

試食サンプルのつまようじの先にアニメキャストの支点を移動させます。こうすると、支点を中心に回転するようになり、手が試食サンプルのつまようじをつかんだ状態で移動できます。9VAeきゅうべえの高度な機能です。

  1. 試食サンプルを選ぶ
  2. 中心の「+」をタッチ。メニューから「支点の位置を変える」(上図)
  3. 緑色の◇が支点です、これをつまようじの手で持つ位置に移動させます。

 f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:棒のようなものを持つ場合、棒をアニメキャストにして、持つところに支点を移動させておくと支点を中心に回転する。

 

7.最初のページを背景にする

先頭ページを背景にして、1ページの内容をコピーします。

  1. 先頭ページの左側の「<」をタッチ。メニューから「背景ページを入れる
  2. 2ページに移動。全体を選ぶ。

    f:id:dnjiro:20210609155914g:plain

  3. 左ページにコピーするボタンf:id:dnjiro:20181221163257g:plainをタッチ。これで2ページの内容が背景ページにはいります。

  4. 2ページは不要なので削除しましょう。ページ番号2をタッチ。メニューから「ページを切り取る」

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:動かないものは背景ページにいれておくと編集が楽になる。

 

8.試食サンプルを持った手を組み立てる

2ページのうでに、手と試食サンプルを合成します。

  1. 手がはいったページ番号をタッチ。メニューから「ページを切り取る」。これで手がきおくツールに移動します。

    f:id:dnjiro:20210609163528g:plain

  2. 2ページのうでに移動
  3. f:id:dnjiro:20190110124400p:plainをタッチ。メニューから「複製する」

  4. f:id:dnjiro:20181029095306p:plainをタッチ。これで手が登録され、選びやすくなります。

同様に試食サンプルも2ページに合成します。

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:登録パレットに登録しておくと、選ぶのが簡単。固定したり、隠したり、レイヤーのような使い方ができる。

 

 

9.続きのページを3ページ追加

動きをつけるために続きのページを作ります。3ページ=手前に差し出したところ、4ページ=次の試食サンプルをつまんだところ、5ページ=元の状態として、続きのページを3ページ追加しましょう。

  1. ページの右側の f:id:dnjiro:20181221171302g:plain をタッチ。メニューから「続きのページを作る」を3回くりかえす。

    f:id:dnjiro:20210609164747g:plain

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:キーフレーム補間を行うためには図形がつながっていないといけない。そのために「続きのページを作る」でコピーする。

 

 

10.試食サンプルを渡したところを作る

  • 3ページの手と試食サンプルを拡大します。図形を選択し、選択枠の角の■をドラッグすれば拡大できます。

    f:id:dnjiro:20210610055745g:plain

  • うでの形を手にあわせて変形します。点の一部を選んで回転(選択枠の角の■をタッチしたメニューの中にある)、なめらか(中心の+をタッチ)、ゴム変形(中心の+をタッチ)などを使いました。
  • f:id:dnjiro:20181029083754g:plainボタンで動きをみながら形を修正します。

  • 完成したら、3ページを2ページ分コピーします。

    f:id:dnjiro:20210610070958g:plain

  1. 3ページのページ番号3をタッチ。メニューから「ページを記憶する」
  2. 3ページの右側の「>」をタッチ。メニューから「記憶したページを入れる
  3. ページの右側の「>」をタッチ。メニューから「記憶したページを入れる
  4. 4ページ、5ページの試食サンプルを選び、f:id:dnjiro:20181221164227p:plainをタッチして削除します。

これで試食サンプルを手渡しする部分ができました。

f:id:dnjiro:20210129174526g:plain

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:複数の点を移動させて変形するには、いろんな方法をつかう。点の位置によって動き方がかわる。

 

11.次の試食サンプルをつかむところをつくる

  • 6ページの手と試食サンプルをお盆の上のサンプルに重なるように回転させます。
  • 手にあわせて腕の形を変形させます。

    f:id:dnjiro:20210610091127g:plain

  • 腕の変形をするために、5,6ページの間の「>」、6,7ページの間の「>」をタッチし、メニューから「中間ページを作る」
  • これで中間のページができるので、f:id:dnjiro:20181029083754g:plainで動きを確認しながら形を調整します。
  • ここの変形が一番むずかしいのですが、後から拡大して何回でも修正できるので、納得いくまで調整してみてください。
  • 9VAeきゅうべえは点と点が正確に対応して変形するため、点の位置は重要です。各ページの点の位置をかえると、同じ形でも異なる動きになります。

    f:id:dnjiro:20210129175921g:plain

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:途中の変形がうまくいかない場合は中間のページを作成して修正する。

 

12.背景からつかんだ試食サンプルを消す

  • お盆の上から試食サンプルを取り出すようにするため、先頭ページのつかんだ試食サンプルを削除します。点を削除しその部分に何もなかったように修正します。

    f:id:dnjiro:20210610095219g:plain

  • そのかわり7ページでつかんだアニメキャストの試食サンプルを選んで、f:id:dnjiro:20181221163257g:plainをタッチし前のページにコピーします。
  • これで試食サンプルがお盆の上に現れ、それをつかんで渡す、という動きができます。

    f:id:dnjiro:20210129180337g:plain

 

13.アクセントの線をアニメキャストにして動かす

顔の左側の3本の線を動かしましょう。

 

  1. 背景から3本の線の点だけ選び、f:id:dnjiro:20181027165131p:plainをタッチ。3本の線をきおくツールの中に切り取ります。アニメキャストは動くので背景でなく2ページに入れましょう。

    f:id:dnjiro:20210610102007g:plain

  2. 2ページに移動し、f:id:dnjiro:20181027165315g:plainをタッチして名前をつければアニメキャストになります。名前は何でもよいですが、ここでは「line」としました。

  3. 中心の「+」をタッチし、「アニメ(:line)を修正」。アニメキャストの中が開きます(上図)。

    f:id:dnjiro:20210610140523g:plain

  4. ページの左の「<」をタッチ。メニューから「前につづいたページを作る」。前に1ページ追加されます。

  5. 1ページの時間をタッチし、「0.1秒短くする」を5回タッチ。0.5秒にします。
  6. ツールメニュー>「往復」をタッチ。「往復」命令をいれます。これで1ページと2ページの間を往復します。往復は必ず1ページに入れてください。
  7. f:id:dnjiro:20181029083754g:plainで動きを確認しながら、2ページの線を移動させてください。 

  8. 画面の上にあるファイル名「Grocery.svg」の文字をタッチ。メニューから「このアニメにもどる」。これで元のアニメに戻ります。
  9. アニメキャストが背景にあると静止画になっていまうので、f:id:dnjiro:20181027165131p:plainをタッチして記憶ツールに切り取り。
  10. 2ページに移動し、f:id:dnjiro:20190110124400p:plainをタッチ。メニューから「ステージにもどす」。これで2ページにアニメキャストがはいりました。
  11. 右ページにコピーするボタンf:id:dnjiro:20190110174431p:plainをタッチしてアニメキャストを最後のページまでコピーします。

    f:id:dnjiro:20210129180645g:plain

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:アニメキャストにすると、アニメキャストの中で自由に動きがつけられる。アニメキャストが動くパーツになる。

 

 

14.アニメGIFF / 動画(MP4)出力

  • アニメGIF出力する前に、念のため、ファイルメニュー>「上書き保存」で保存しておきましょう。
  • ファイルメニュー>アニメGIF出力」または「動画出力」で、好きなサイズのアニメGIF または MP4動画 が作成できます。
    Win / RaspberryPi / Linux版 でMP4動画を作るには FFmpeg が必要Youtube解説
  • スマホの場合、端末内の「9VAe」フォルダの中に出力されます。フォトアプリで、「端末内の写真>9VAe」で見ることができます。
  • アニメGIFは、背景を透明にできます。音がいれられません。
  • MP4動画には音が入れられます。Youtubeに投稿できます。Youtubeに投稿する場合、1秒30コマ、高さ720 または 1080 で出力するとよいでしょう。

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:出力サイズ、1秒間のコマ数は出力のときに自由に設定できる。これが便利。

 

 

15.ezgif サイトで、MP4動画に変換

アニメGIFは簡単にMP4動画に変換できます。動画にする場合、アニメGIFの高さは「720」で作成するとよいでしょう。

  1. ezgif.com ( Online GIF to MP4 Video converter ) を開く
  2. 「ファイルを選択」をクリック > 作成したファイルを選ぶ。(Android版の場合、「ファイル」をクリックし、出力されたアニメGIFを選ぶ)
  3. Upload!」ボタンをクリック
  4. Convert GIF to MP4!」ボタンをクリック
  5. Save」ボタン(フロッピーディスクアイコン)をクリック
  • これで、MP4ファイルが保存できます。

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:Mac版、iPhone版は、MP4出力ができる。ezgif でアニメGIFをMP4に変換できる。

 

 

16.完成したSVGアニメの読み込み

  • 9VAeきゅうべえで保存したSVGアニメーションは、9VAeで読み込めば、自由に編集できます。
  • こちら(完成データ)を長押し、もしくは右ボタンメニューでダウンロードし、9VAeきゅうべえで開いてみてください。

 

9VAeきゅうべえAndroid版を使えば、スマホだけで、SVGイラストから絵をかかずにアニメGIFを作成できます。Openclipart には15万点以上のSVGイラストがあります。ぜひいろんなアニメを作ってみてください。

 

  • 9VAeは各ソフトにあわせて、いろんなフォーマットでクリップ動画を出力できます。
アプリ クリップ形式 作り方
PowerPoint
LibreOffice
Keynote
アニメGIF 背景を透明にして出力(PowerPointの例
iMovie
PowerDirector
グリーンバック動画 先頭にグリーンバック背景を入れる。(iMovieの例PowerDirectorの例
AviUtl 連番PNG 背景を透明にして出力(AviUtlの例

 

長いアニメや動画を作りたい場合は、以下をご覧ください。

9VAeきゅうべえ:長いアニメを作る方法 - Qiita

 

9VAeきゅうべえに関する問い合わせ

 

 

SVGからアニメGIF作成「獅子舞」

9VAeきゅうべえアンドロイド版でもPC版iPad版でもつくれます。口パクするまでは5分。頭を動かすまでは15分くらいでできます。動画素材サムネイルもつくれます。[完成データはこちら]

 

f:id:dnjiro:20200719182812g:plain



ほかのアニメの作り方はこちら9VAeの質問はこちら

 

9VAeきゅうべえのダウンロード

SVGイラストのダウンロード

Openclipart (Shishi Lion Dance) からダウンロードします。

 

  1. スマホの場合は、「SVG(Vector)(ここでもよい)」を長押し。メニューから「リンクアドレスをコピー」をタッチ。9VAeきゅうべえのツールメニュー>「ネットからダウンロード」のあと、http:入力エリアを長押しして「貼り付け(ペースト)」。これでダウンロードできなかった場合は、いったんダウンロードし、「ファイル>開く」からダウンロードしたファイルを開いてください(Androidの場合)
  2. パソコンの場合は「 SVG(Vector)(ここでもよい)」を右ボタンでクリック。「対象をファイルに保存」または「リンク先のファイルをダウンロード」。9VAeきゅうべえメニューから「ファイル>開く」をクリック。ダウンロードしたファイルを選ぶ。SVGが読めない場合はバージョンが古いので最新版にしましょう。
これで、9VAeにSVGイラストが読み込まれます。
左下の「虫眼鏡」ボタン(下図A)をクリックすると全体が見えます。 スマホ縦型の場合、右下すみ(下図B)をタッチすれば画面が拡大されます。

f:id:dnjiro:20210610194025g:plain

アニメキャストの中身を保存(ツールメニューから読み込んだ場合)

ツールメニューからよみこんだイラストはアニメキャストという部品のアニメになります。静止画で使いたい場合はアニメキャストにしておくほうが便利ですが、動きをつけたい場合は、アニメキャストの中身を開きます。
 
  1. 選択枠の中心の「+」(上図C)をクリック。メニューの上から2番目「アニメ(...)を修正」をクリック。アニメキャストの中が開きます。

  2. ねんのため「ファイル>名前をつけて保存」で「shishi」と名前をつけて保存しましょう。

  3. メニューバー「ファイル>開く」をクリック。「shishi」を開く。
  4. これに動きをつけていきましょう

続きのページを作成

  1. ページ右のf:id:dnjiro:20181221171302g:plain(下図D)をタッチ。「続きのページを作る」をタッチ。これで2ページができます。

2ページの獅子の口を開けて口を動かすアニメを作ってみましょう。そのためには、アゴと一部の歯だけ選んで変形する必要がありますが身体が一緒に選択されてしまうため、選択されないように登録して隠します。

f:id:dnjiro:20210610201226g:plain

 身体と模様だけ選ぶ

  1. 身体と模様を選んでから、点選択または追加ボタンf:id:dnjiro:20181027163046g:plain(上図E)をタッチ。イラスト全部の点が表示されます。この中からまず身体と模様と顔を区別します。
  2. 身体と模様の点の周りを線で囲むように指で書いて選びます。選んだ点のまわりに選択枠ができます。
  3. ここで、もう一度点選択または追加ボタンf:id:dnjiro:20181027163046g:plain(上図E)をタッチすれば選んだ点が含まれる図形だけが選ばれます。

 選択の邪魔になる図形を登録して隠す

  1. 登録パレットのf:id:dnjiro:20181029095306p:plain(上図G)をタッチ。これで選んだ身体と模様がパレットに登録されます。登録パレットのON/OFFは右下すみ(上図F)です。
  2. バレットに登録されたボタン(上図H)をタッチ。「隠す」をタッチ。これで身体と模様が見えなくなります。

 下の歯とアゴを選択して口を開ける

  1. 同様にして下の歯とアゴだけ選びます。歯とアゴの点の一部を線で囲むようにして選び、もう一度点選択または追加ボタンf:id:dnjiro:20181027163046g:plain(上図E)をタッチ。これで歯とアゴだけ選ばれた状態になります。左下の「+」(下図I)で拡大して作業できます。

    f:id:dnjiro:20210610214015g:plain

  2. 下の歯とアゴの点だけ線で囲んで選び、選択枠の枠線(上図J)をドラッグして下に移動させます。これで口を開けることができました。
  3. プレイボタンを押してアニメーションを見てみましょう。もし動かなかったら、2ページめを作る作業(「+」ボタンCを押して「続きのページを作る」)を忘れていたかもしれません。

 1ページに往復命令を入れる

  1. 1ページまたは「<<」(上図L)をタッチして1ページに移動
  2. 1ページの左上のボタン(上図M)をタッチ。メニューから「往復」をタッチ(「ツール」メニューの「往復」でも同じ。)往復命令を1ページに入れれば、1ページと2ページの間を往復します。
  3. プレイボタンを押してアニメを見て見ましょう。ストップボタン■を押せば止まります。もし口が開いた状態で止まる場合は、「往復」が2ページにはいっている可能性があります。

 口が模様の下になるのがおかしいですね。静止画では、口と模様がはなれていたので重なり順序が考慮されていなかったためです。修正しましょう。

 

獅子の頭をアニメキャストにする

  1. 2ページ(下図O)または「>」をタッチして2ページに移動。

    f:id:dnjiro:20210610224850g:plain

  2. 獅子の頭を選んで、点選択または追加ボタン(上図P)f:id:dnjiro:20181027163046g:plainをタッチ。
  3. 獅子の頭に含まれる点を青い線で囲んで(上図Q)、点ボタンf:id:dnjiro:20181027163046g:plainをもう一度タッチ。これで獅子の頭だけが選ばれます。(パソコン版の場合、Ctrlキーを押しながら画面をドラッグすれば青い線で囲んで点を選べます。)
  4. 模様の点が残っている場合は、もう一度点を選びなおし、獅子の頭の点だけが残るようにしてください。
  5. 選択枠の中心の「+」(上図R)をタッチ。メニューから「つながった図形を選択」をタッチ。これで1、2ページ分の獅子の頭が選ばれます。
  6. f:id:dnjiro:20181027165131p:plain(上図S)をタッチして獅子の頭をきおくツールにカット。上のページの中身が身体だけになっていれば成功です。これで口を開け閉めするアニメーションが記憶ツールにはいりました。

  7. 記憶内容をアニメキャストにするボタンf:id:dnjiro:20181027165315g:plain(上図T)をタッチ。名前はなんでもかまいません。「OK」を押せばアニメキャストがはいります。

  8. 選んだ図形を前のページにコピーするボタンf:id:dnjiro:20181221163257g:plain(上図U)をタッチ。これで、2ページのアニメキャストが1ページにコピーされます。

     

アニメキャストに動きをつける

  1. 選択枠の中心の「+」(下図V)をタッチ。メニューから「動き矢印を入力」をタッチ。「次のページのアニメキャストを移動させれば動き矢印ができます。移動しますか」には「いいえ」をタッチ。画面に赤い線(動き矢印)ができます。

    f:id:dnjiro:20210610231010g:plain

  2. 赤い線(動き矢印)に点を追加します(上図W)。赤い線にそって頭が動きます。
  3. 2ページまたは「>」(上図X)をタッチして2ページに移動しましょう。
  4. 選択枠の角のハンドル(上図Y)をタッチ。メニューから「回転」を選んでアニメキャストをすこし回転させ、頭をかたむけます。プレイボタンで動きをみてください。

     

  5. アニメキャストの選択枠の中心の「+」(下図Z)をタッチ。「アニメ...を修正」をタッチ。獅子の頭が開きます。

    f:id:dnjiro:20210611164222g:plain

  6. 1ページまたは「<<」(上図a)をタッチして1ページに移動。
  7. ページ左上のボタン(上図b)または「ツール」メニューから「往復」をタッチ。
  8. 1ページの時間(上図c)をタッチし、「0.1秒短くする」をタッチし、時間を0.5秒にします。これで0.5秒で口を開け閉めします。
  9. 画面の太文字「shishi.svg >xxxxx」の「shishi.svg」(上図d)をタッチ。メニューから「このアニメにもどる」をタッチ。元のアニメに戻ります。
  10. プレイボタンf:id:dnjiro:20181029083754g:plainで動きをみてみましょう。

 

アニメGIF / 動画(MP4)出力

  • ファイルメニュー>アニメGIF出力」または「動画出力」で、好きなサイズのアニメGIF または MP4動画 が作成できます。
    Win / RaspberryPi / Linux版 でMP4動画を作るには FFmpeg が必要Youtube解説
  • アニメGIFは、背景を透明にできます。音がいれられません。
  • MP4動画には音が入れられます。Youtubeに投稿できます。Youtubeに投稿する場合、1秒30コマ、高さ720 または 1080 で出力するとよいでしょう。
  • このアニメには往復ボタンがはいっており、無限ループなので「出力秒数」を設定する必要があります。
  • 往復するのに2秒かかるので、2を設定しましょう。
  • 完成したファイルは、スマホの場合、端末内の「9VAe」フォルダの中に出力されます。
  • Androidの場合は、フォトアプリで、「端末内の写真>9VAe」で見ることができます。

 

ezgif サイトで、MP4動画に変換

アニメGIFは簡単にMP4動画に変換できます。(

  1. ezgif.com ( Online GIF to MP4 Video converter ) を開く
  2. 「ファイルを選択」をクリック > 作成したファイルを選ぶ。(Android版の場合、「ファイル」をクリックし、出力されたアニメGIFを選ぶ)
  3. Upload!」ボタンをクリック
  4. Convert GIF to MP4!」ボタンをクリック
  5. Save」ボタン(フロッピーディスクアイコン)をクリック
  • これで、MP4ファイルが保存できます。

 

完成したSVGアニメの読み込み

  • 9VAeきゅうべえで保存したSVGアニメーションは、9VAeで読み込めば、自由に編集できます。
  • こちら(完成したSVGデータ)にアップしましたので、ここを長押し、もしくは右ボタンメニューでダウンロードできます。9VAeきゅうべえで中身をご覧ください。

 

9VAeきゅうべえを使えば、スマホだけで、SVGイラストから絵をかかずにアニメーションを作成できます。SVGの静止画のフリー素材イラストがネット上にたくさんあります。いろんなアニメーションを作ってみてください。

 

  • 9VAeは各ソフトにあわせて、いろんなフォーマットでクリップ動画を出力できます。
アプリ クリップ形式 作り方
PowerPoint
LibreOffice
Keynote
アニメGIF 背景を透明にして出力(PowerPointの例
iMovie
PowerDirector
グリーンバック動画 先頭にグリーンバック背景を入れる。(iMovieの例PowerDirectorの例
AviUtl 連番PNG 背景を透明にして出力(AviUtlの例

 

長いアニメや動画を作りたい場合は、以下をご覧ください。

9VAeきゅうべえ:長いアニメを作る方法 - Qiita

 

サムネイル画像の作成

  • 9VAe Ver.0.8.5 (スマホ Ver.1.5)から各ページを任意サイズのPNG画像に出力する機能がつきました。
  1. ファイルメニュー>画像出力。パソコン版は先に保存フォルダと保存名を指定します。
  2. 画像設定画面で、画像サイズ(縦横ドット数)を指定します。Youtube サムネイルは 1280x720 推奨。 サムネイルの場合「背景を透明にする」にはチェックをいれないほうがよいでしょう。
  3. 原稿の縦横比率を変更したい場合は、「ページメニュー>ページ設定」でステージのサイズを変更します。

 

 

9VAeきゅうべえに関する質問

SVGキャラクタから口パクアニメが作れる無料アプリ:9VAeきゅうべえ

女の子がしゃべる口パクアニメをつくってみました。音声つき口パクする方法はこちら9VAeきゅうべえアンドロイド版でもPC版iPad版でもつくれます動画編集用素材にもなります

f:id:dnjiro:20220102105425g:plain

「AIIEU」としゃべります。作成は15分くらいです。[完成データはこちら]

他のアニメの作り方はこちら9VAeの質問はこちら

 

内容:15分程度

 

■ 9VAeきゅうべえのダウンロード


9VAeきゅうべえの使い方

 

1. SVGイラストのダウンロード Scoolgirl(#5)

  1.  OpenclipartにあるフリーのSVG Scoolgirl(#5)を読み込みましょう。
  2. スマホの場合、上のリンクをひらき、DOWNLOADの下にある、「SVG(Vector)」ボタン(ここでもよい)を長押しし、メニューから「コピー」(「リンクアドレスをコピー」)をタッチします。次に、9VAeきゅうべえを開き、「ファイルメニュー>新規作成」のあと「ツールメニュー>ネットからダウンロード」を実行し、http 入力欄を長押しして「ペースト(「貼り付け」)をタッチ。
    OKをタッチすれば、キャラクタが入力されます(下図)。
  3. パソコン版の場合、DOWNLOADの下にある、「SVG(Vector)」ボタン(ここでもよい)を右ボタンでクリックし、メニューから「リンク先を保存(または対象を保存)」をクリックして保存します。次に、9VAeきゅうべえを開き、「ファイルメニュー>新規作成」のあと「ツールメニュー>9VA/SVG/WMFを入れる」でダウンロードしたSVGファイルを読み込んでください。SVGが読めない場合はバージョンが古いので最新版にしましょう。

     

これで、9VAeにSVGイラストが読み込まれます。
左下の「虫眼鏡」ボタンをクリックすると全体が見えます。 

f:id:dnjiro:20190204200228p:plain



f:id:dnjiro:20201015125339g:plainメモ:9VAeは、Openclipart のSVGイラストを素材として読み込めます。スマホ版は「ネットからダウンロード」、パソコン版はどこかに保存して「9VA」ボタンから入力。



2. アニメキャストの中身を保存

スマホの場合、よみこんだイラストはアニメキャストという部品のアニメになります。静止画で使いたい場合はアニメキャストにしておくほうが便利ですが、動きをつけたい場合は、アニメキャストの中身を開きます。
 
  1. 選択枠の中心の「+」をタッチ。メニューの上から2番目「アニメ(...)を修正」をタッチ。アニメキャストの中が開きます。

  2. 「ファイル>名前をつけて保存」で「schoolgirl」と名前をつけて保存しましょう。 
  3. メニューバー「ファイル>閉じる」をクリック。
  4. メニューバー「ファイル>開く」をクリック。上で保存した「schoolgirl」を開く。
  5. これに動きをつけていきます

 

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:アニメキャストを選んで中心の「+」をタッチすれば、メニューが現れ、アニメキャストの中を開くことができます。中心メニューの出し方を覚えておきましょう。

 

3. 点の数を減らしてページを複製

(1)点の数を減らす

  1. 画面をタッチして図形を選択。
  2. メニューバー「編集>点を減らす」をタッチ。これで点の数が減り、編集しやすくなります。(パソコンの場合は、編集>効果>点を減らす)

 

(2)画面サイズ設定(ページサイズがおかしい場合)

  1. メニューバー「ファイル>ページ設定」をタッチ。
  2. 服の下を切り取るように、高さを「1010」に設定。

 

(3)続きのページをつくる

  1. ページの右側の緑色のf:id:dnjiro:20181221171302g:plainをタッチ。メニューから「続きのページを作る」をタッチ。これで2ページ目ができます。

 

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:点の数を減らしたほうが、動きをつけやすくできますが、形がすこしかわる場合があります。動きをつけるには、まず「続きのページを作ります」

 

4.口を選んで色をつける

  1. f:id:dnjiro:20200427055531g:plain をタッチし、選択モードにして図形をタッチして選びます。図形が選ばれると、周囲に選択枠という四角形がつきます。

  2. f:id:dnjiro:20181027163024g:plainをタッチすると図形の内部の点が表示されます。

  3. その中から口の点(いくつでもよい)を選んでもう一度f:id:dnjiro:20181027163024g:plainをタッチすると、口の点だけが表示されます。選びにくい場合、虫眼鏡f:id:dnjiro:20181221164812g:plainの「+」で拡大できます。スマホ版では、ピンチ操作で拡大縮小、2本指で場所の移動ができます。
  4. f:id:dnjiro:20181029095306p:plainをタッチ。これで口が登録パレットに登録されます。

    f:id:dnjiro:20190204203223p:plain

     

口の中に色をつける

  1. 口を線のあるポリゴンに変換します。右上の大きいカラーパレットをタッチし、中の「なし」をタッチ。これで、口の色が線の色になります。

    f:id:dnjiro:20190204204441p:plain

    もう一度、同じパレットをタッチし、口の中をピンク色にします。「画面から選ぶ」をタッチし、ほおのピンク色を選んでもよいです。
  2. 線の太さを少し太くします。

時間の調整

  1. 1ページ、2ページの時間を0.5秒にします。時間「1秒」をタッチし、メニューから「0.1秒短くする」を5回タッチします。

    f:id:dnjiro:20190204205858p:plain

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:点選択ボタンをおせば、図形の点が表示されます。点の一部を選んで、もう一度点選択ボタンをおせば、選んだ点を含む図形の点だけ表示されます。

 

5.口の形を「あ」にする

  1. 口の上の点だけを選びます。「Shift」をタッチして点を1つずつていねいに追加選択していきます。上の点を全部選んだら、選択枠の下辺の■をタッチ。メニューから「反転」をタッチ。場所を上に移動させれば下図のようになります。

    f:id:dnjiro:20190204211114p:plain

  2. 鼻が隠れているので、口の点を全部選んで下に下げます。

    f:id:dnjiro:20190204211624p:plain

    f:id:dnjiro:20210130063939g:plain

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:選択したときに表示される選択枠の周囲の■をタッチすると、メニューが表示され、反転のような変形を行うことができます。

 

6.続きを作って口の形を「い」にする

  1. ページの右側の緑色のf:id:dnjiro:20181221171302g:plainをタッチ。メニューから「続きのページを作る」をタッチ。
  2. 登録パレットの口をタッチ。メニューから「選択する」をタッチ。
  3. 選択枠の上辺の■をタッチ。メニューから「のばす」をタッチ。中心の「+」をタッチして「移動」

    f:id:dnjiro:20190204213919p:plain

  4. 右側の緑色のf:id:dnjiro:20181221171302g:plainをタッチ。メニューから「続きのページを作る」をタッチ。「い」をもう1ページ作成。

    f:id:dnjiro:20210130064235g:plain


 

7.続きを作って口の形を「え」にする

  1. 2ページ「あ」をコピーする。ページ番号「2」をタッチ。メニューから「ページを記憶する」
  2. ページの右側の緑色のf:id:dnjiro:20181221171302g:plainをタッチ。メニューから「記憶したページを入れる」をタッチ。
  3. 「あ」の口を選び、上の点を選び、「のばす」を使って「え」の形を作る。

    f:id:dnjiro:20190204215203p:plain

    f:id:dnjiro:20210130064645g:plain

 

8.続きを作って口の形を「う」にする

  1. ページの右側の緑色のf:id:dnjiro:20181221171302g:plainをタッチ。メニューから「記憶したページを入れる」をタッチ。これで「あ」の口が追加される。
  2. 「あ」の口を選び、角の■をドラッグしてサイズを縮小して「う」を作る。

    f:id:dnjiro:20190204215711p:plain

  3. プレイボタンf:id:dnjiro:20181029083754g:plainで動きをみながら調整します。

    f:id:dnjiro:20210130064822g:plain

 

 

9.アニメGIF / 動画(MP4)出力

  • ファイルメニュー>アニメGIF出力」または「動画出力」で、好きなサイズのアニメGIF または MP4動画 が作成できます。
    Win / RaspberryPi / Linux版 でMP4動画を作るには FFmpeg が必要です
  • スマホの場合、端末内の「9VAe」フォルダの中に出力されます。フォトアプリで、「端末内の写真>9VAe」で見ることができます。
  • アニメGIFは、背景を透明にできます。音がいれられません。
  • MP4動画には音が入れられます。Youtubeに投稿できます。Youtubeに投稿する場合、1秒30コマ、高さ720 または 1080 で出力するとよいでしょう。

 

10.ezgif サイトで、MP4動画に変換

アニメGIFは簡単にMP4動画に変換できます。

  1. ezgif.com ( Online GIF to MP4 Video converter ) を開く
  2. 「ファイルを選択」をクリック > 作成したファイルを選ぶ。(Android版の場合、「ファイル」をクリックし、出力されたアニメGIFを選ぶ)
  3. Upload!」ボタンをクリック
  4. Convert GIF to MP4!」ボタンをクリック
  5. Save」ボタン(フロッピーディスクアイコン)をクリック
  • これで、MP4ファイルが保存できます。

f:id:dnjiro:20201016170757g:plainメモ:9VAe は、ファイルメニュー>動画出力で、MP4動画が出力できます。アニメGIFを出力し、ezgif.com でMP4に変換できます。iPhoneをつかったMP4への変換方法はこちら

 

11.完成したSVGアニメの読み込み

  • 9VAeきゅうべえで保存したSVGアニメーションは、9VAeで読み込めば、自由に編集できます。
  • こちら(完成データ)を長押し、もしくは右ボタンメニューでダウンロードし、9VAeきゅうべえで開いてみてください。

 

9VAeきゅうべえAndroid版を使えば、スマホだけで、SVGイラストから絵をかかずにアニメGIFを作成できます。Openclipart には15万点以上のSVGイラストがあります。ぜひいろんなアニメを作ってみてください。

 

  • 9VAeは各ソフトにあわせて、いろんなフォーマットでクリップ動画を出力できます。
アプリ クリップ形式 作り方

PowerPoint
LibreOffice
Keynote

Twitter

アニメGIF

背景を透明にして出力(PowerPointの例

Twitter用口パク動画の作り方

iMovie
PowerDirector
グリーンバック動画 先頭にグリーンバック背景を入れる。(iMovieの例PowerDirectorの例
AviUtl 連番PNG 背景を透明にして出力(AviUtlの例

 

長いアニメや動画を作りたい場合は、以下をご覧ください。

9VAeきゅうべえ:長いアニメを作る方法 - Qiita

 

9VAeきゅうべえに関する質問