Winkの使い方を説明します。CapCutは、多くの機能が有料になりましたが、Winkは無料で多くの機能が使えます。操作はCapCutとほぼ同じで、AI機能が特長です。

ほかの解説動画はこちら。
内容:
- Wink とは
- Winkで動画を開く
- Winkではめ込み合成(オーバーレイ)
- Winkで分割と削除
- Winkで再生と保存(動画出力)、ホームに戻る
- タイムラインの拡大・縮小
- Winkで縦横変換
- Winkで画像を回転
- Winkで速度調整
- Winkで色、明るさ調整
- Winkで半透明
- Winkで音をいれる
- Winkで音を取り出す、カットする
- Winkでモザイク
- Winkでマスク
- Winkでコピー
- Wink Windows版
- せりふ、口パクキャラクタの作り方
- ハートの背景素材の作り方
- ひとコマ解説動画の作り方
Wink とは
Winkと9VAeの関係
- Winkは用意されたAI機能を用いて動画を簡単に修正するアプリです。
- 9VAeきゅうべえは、動画素材が作れるモーショングラフィックスアプリです。イラストや写真を読み込んでWink用の動画素材を自作できます。Winkにはない素材や効果を使いたい場合、9VAeでフリー素材から作れます。プロは Adobe Premiere と After Effects を組み合わせて動画作成しますが、Wink と 9VAe も同じ関係です。この記事の解説動画も9VAeです(作り方はこちら)。
Winkで動画を開く
Winkで動画を開く方法を説明します。

- アプリを起動したら、「新規」ボタンをタッチ
- アクセス許可が表示された場合、「すべての写真に許可」しておくとよいでしょう。
- 設定したら「開始」ボタンをタッチします
- 編集したい動画を選んで、
- 「開始」ボタンをタッチ
- 下の「動画編集」をタッチすれば、動画編集ができます
Winkではめ込み合成(オーバーレイ)

- 動画を開いたら、下の「動画編集」をタッチします
- 下のボタンの列を左方向にドラッグし、
- 「オーバーレイ」ボタンをタッチします
- はめ込みたい動画を選んで、
- 「開始」ボタンをタッチします。選んだ動画が、上に重なります。オーバーレイのトラックが、下のタイムラインに追加されます
- 一部分だけはめ込み合成したい場合は、下の「切り抜き」ボタンをタッチします。切り抜き画面になります。
- 「クィック」ボタンをタッチし、
- 合成したい部分を、なぞります。適当になぞれば、AIがエッジを判定してくれます
- 右側の「チェック」ボタンで、切り抜き処理がはめ込んだ動画全体に反映されます。キャンセルは左側の「X」ボタン
- 背景が透明になりました。上の画面でドラッグすれば、はめ込み画像の位置やサイズを調整できます。ドラッグで移動するときに、中心になると線がでてきて、中央寄せとか簡単です
Winkで分割と削除

- タイムラインは、左右にドラッグすれば、表示場所がかえられます。左にドラッグして、分割する場所に 移動しましょう
- 分割したいトラックを選んで、
- 「カット」ボタンをタッチすれば、分割されます
- 削除したい場所を選んで、「削除」ボタンで削除されます
- 右側の「チェック」ボタンをタッチします
- トラックを編集するモードが終了し、オーバーレイのトラックが見えなくなります
Winkで再生と保存(動画出力)、ホームに戻る

- プレイボタンで再生します。
- 保存ボタンで動画がアルバムに保存されます。保存の右側の「・・・」ボタンで、動画の種類が設定できます。出力した動画は、iOS/iPadの場合、「写真」アプリで開いて、「アルバム>最近の項目」でみえます。選択して共有ボタン「↑」で「ファイルに保存」で好きなフォルダに保存できます。
- 「続ける」ボタンをタッチすれば、保存先のアルバムが開きます。
左上の「<」ボタンでホームにもどります - 作成したプロジェクトは、下の「私」の中のフォルダにはいります
タイムラインの拡大・縮小
- トラックをダブルタップして、トラック編集モードにします
- スマホ版では、地ラックの上の目盛りを2本指でさわって、そのまま指の間を広げると拡大(ピンチアウト)
- 2本指を近づけると縮小(ピンチイン)。画像の拡大・縮小と同じ操作です
Winkで縦横変換

- 動画を開いて「動画編集」モードにします。下のボタンを左にドラッグして、
「キャンバス」をタッチします - 縦型にするには、「9対16」をタッチします。
- 画面を2本指で、拡大、縮小することができます。
- 「チェック」ボタンで処理を終了します
- 「保存」ボタンで動画が保存されます。保存の右側のサンテンボタンで、動画の種類が設定できます
Winkで画像を回転

- 動画を開いて「動画編集」モードにします。下のボタンを左にドラッグして、
- 「オーバーレイ」をタッチします
- 回転したい画像のトラックを選び、
- 画面を2本指でドラッグして、回転させます。拡大、縮小もできます。
- 「チェック」ボタンで処理を終了します
Winkで速度調整

- 動画を開いて「動画編集」モードにします。下のボタンを左にドラッグして、
- 「速度」ボタンをタッチします
- 目盛りを右にトラックすれば、スロー再生になります
- 目盛りを左にトラックすれば、早送り再生、になります。
- 「チェック」ボタンで、スピード調整を終了します
Winkで色、明るさ調整

- 動画を開いて「動画編集」モードにします。下のボタンを左にドラッグして、
- 「調色」をタッチします
- 「明度」で明るさを、「彩度」で色の濃さを調整します。下のスライドで、強めたり弱めたりできます。
- 「チェック」ボタンで処理を完了します
Winkで半透明
- オーバーレイではめ込み合成したトラックを選んで、「不透明度」ボタンをタッチすれば、半透明にすることができます。透明度は左右のバーで調整できます
Winkで音をいれる

- Winkで、動画を開きます。下のボタンを左にドラッグして、
- 「音声」ボタンをタッチします
- 「インポート」ボタンをタッチします
- 上のタブから、「ファイルから」を選び、
- 「ファイルから音楽をインポート」します。動画から音楽をインポートすることもできます。フリー素材の音をダウンロードする方法はこちら
- ファイルから音楽を選びます
- 「使う」ボタンをタッチします
- 音がはいりました。下のボタンで音量などを調整できます。「チェック」ボタンで、処理を終了します
Winkで音を取り出す、カットする

- 動画を開いて「動画編集」モードにします。下のボタンを左にドラッグして、
- 「音声」ボタンをタッチします
- 音声トラックが表示されます。タイムラインを左右にドラッグして、音をカットしたい場所に移動します
- 音をカットしたい場所の、最初と最後2箇所で「カット」ボタンをタッチします
- 音をカットしたい場所を選んで、
- 「削除」ボタンをタッチします。音がカットされます。
- 「チェック」ボタンで、処理を終了します
Winkでモザイク

- 動画を開いて「動画編集」モードにします。下のボタンを左にドラッグして、
- 「モザイク」ボタンをタッチします。
- モザイクされる範囲が、画面上に表示されるので、ドラッグして、モザイクをかけたい場所に移動します
- 「チェック」ボタンで、モザイクの種類選択を終了します
- 上の画面で、モザイクの範囲を変更できます。
- 下のタイムラインの、モザイクトラックの左右の端をドラッグすれば、モザイクをかける時間を修正できます。
- 「チェック」ボタンでモザイク処理を終了します
- 「保存」ボタンで、MP4動画がアルバムに出力されます
Winkでマスク

- Winkで、動画を開きます。下のボタンを左にドラッグして、
- 「オーバーレイ」ボタンをタッチします
- マスクをつけたい画像のトラックを選び、
- 「マスク」ボタンをタッチします
- ドラッグして、マスクの種類を選びます
- ハートを選びました
- 画面を2本指でドラッグして、拡大したり、移動できます。
- 「チェック」ボタンで、マスク処理を終了します
Winkでコピー
- 動画を開いて「動画編集」モードにします。
- 動画のコピーしたい部分をタッチ(一部をコピーしたいなら、さきに分割しておきます)
- 「コピー」ボタンをタッチ。これで右側に1つコピーができます。
- ドラッグして場所の入れ替えができます
Wink Windows版
Wink Windows版(ダウンロードはこちら)は、英語、中国語で、日本語版はないみたいです。
せりふ、口パクキャラクタの作り方
ハートの背景素材の作り方
ひとコマ解説動画の作り方
この記事の動画は、フリーソフト9VAeきゅうべえの「ひとコマ機能」で作成しています。
9VAeきゅうべえのダウンロード
- Win / Mac / Linux /ラズベリーパイ:9VAeきゅうべえダウンロード
- iPad / iPhone:9VAeDanga (Apple)、9VAePro (Apple)
- Android / Chromebook:9VAeきゅうべえAndroid版(Google Play)
- Amazon Fire : 9VAeきゅうべえFire版 (Amazon)
- 9VAeのボタン説明
↑これを見るとダウンロード、キーフレーム補間、SVGイラストをパーツ化して口パクさせる方法がわかります。パソコンでもiPadでも同じ操作です。
- 9VAeきゅうべえで、キャプチャー画面に、矢印や説明を加え、ページに「ひとコマ」設定するだけで作れます。
- Youtube動画より短く、キャプチャー画面の羅列より見やすいのが特長です。
- FFmpeg を使って Youtube 動画にすることもできます。
画面キャプチャ方法
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ライブラリ> Screenshots |
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アルバム> スクリーンショット |
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ファイル |
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スクリーンショット |
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ダウンロード |
音声合成でしゃべる解説動画の作り方
アニメGIF、動画出力
- 「ファイルメニュー>アニメGIF出力」または「動画出力」で、好きなサイズのアニメGIF または MP4動画 が作成できます。
Win / RaspberryPi / Linux版 でMP4動画を作るには FFmpeg が必要。Youtube解説 - スマホの場合、端末内の「9VAe」フォルダの中に出力されます。フォトアプリで、「端末内の写真>9VAe」で見ることができます。
- アニメGIFは、背景を透明にできます。音がいれられません。
- MP4動画には音が入れられます。Youtubeに投稿できます。Youtubeに投稿する場合、1秒30コマ、高さ720 または 1080 で出力するとよいでしょう。
9VAeをつかえば素材動画が作れる
- 9VAeきゅうべえを使えば、オリジナルの素材動画が簡単に作れます。
- Openclipart や FreeSVG などフリーのSVGイラストをつかって動くキャラクタが作れます。
- 動画編集ソフトで動画に合成できます。
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OS |
9VAeで作成する素材動画 |
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連番PNG または MP4 |
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PowerDirector |
GIF または MP4 |
作り方
- もっと長いアニメを作ることもできます。以下をご覧ください。
9VAeきゅうべえに関する質問
- 9VAeに関する質問(Yahoo知恵袋)
- よくある質問(Qiita)
- 本記事の文章、図、アニメは複製自由です。教材、解説記事にご利用ください。
作り方
作り方
作り方