無料アプリ9VAeきゅうべえの色処理に誤差が生じているのでは、という報告があったので、調べてみました。
ほかの解説動画はこちら。
9VAeきゅうべえとは
- 9VAe は、イラストに動きをつけてオリジナル動画素材が作れる無料のモーショングラフィックスアプリです。上のタイトルも9VAeで作成しました。
9VAeきゅうべえのダウンロード
- Win / Mac / Linux:無料ソフトでアニメを作ってみよう - Qiita
- Android / Chromebook:9VAeきゅうべえAndroid版、9VAeDangla
- iPad / iPhone:9VAeDanga (Apple)、9VAePro (Apple)
- Amazon Fire : 9VAeきゅうべえFire版 (Amazon)
- 9VAeのボタン説明、メニュー/キー
白の値、色再現性
9VAeに白い画像とカラーパレットを配置し、それを出力したときに白色がどういう値になるか、カラーパレットの色の値が再現されるか調べました。
PNG出力 | ff ff ff, ok | ff ff ff, ok | ff ff ff, ok | ff ff ff, ok | ff ff ff, ok | |
アニメGIF出力 | ff ff ff, ok* | ff ff ff, ok* | ff ff ff, ok* | ff ff ff, ok* | ff ff ff, ok* | |
MP4出力 | fc ff fc, no | ff ff ff, no | ff ff ff, no | ff ff ff, no | ff ff ff, no |
- Windows版のMP4出力で、白の値が変わっていますが、MP4動画を作成する前の連番画像の白は(ff ff ff)でした。したがって、ffmpegの処理で色がかわっているようです。MP4動画は非可逆圧縮で、色情報も極力情報量を減らすため、色情報が変わるのもやむを得ないみたいです。また、MP4を再生するプレーヤーの特性や、色空間やホワイトバランスなども関連するようで、値を合わせるのは難しいみたいです。
- アニメGIFは色が256色に制限されており、画像の色が256色以内なら再現されています
内容:
解説動画の作り方
この記事のひとコマ解説GIFは、フリーソフト9VAeきゅうべえで作成しています。
9VAeきゅうべえのダウンロード
- Android / Chromebook:9VAeきゅうべえAndroid版、9VAeDangla
- iPad / iPhone:9VAeDanga (Apple)、9VAePro (Apple)
- Win / Mac / Linux:無料ソフトでアニメを作ってみよう - Qiita
- Amazon Fire : 9VAeきゅうべえFire版 (Amazon)
- 9VAeのボタン説明、メニュー/キー
↑これを見るとダウンロード、キーフレーム補間、SVGイラストをパーツ化して口パクさせる方法がわかります。パソコンでもiPadでも同じ操作です。
- 9VAeきゅうべえで、キャプチャー画面に、矢印や説明を加え、ページに「ひとコマ」設定すると解説動画が作れます。
- Youtube動画より短く、キャプチャー画面の羅列より見やすいのが特長です。
- FFmpeg を使って Youtube 動画にすることもできます。
画面キャプチャ方法
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ライブラリ> Screenshots |
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アルバム> スクリーンショット |
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ファイル |
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スクリーンショット |
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ダウンロード |
キャプチャ画像を9VAeに読みこむ
- 画像入力ボタン「山」でキャプチャ画像を読み込む
- 画像の中心の「+」をクリック。メニューから「ステージの大きさにする」
- 画像の中心の「+」をクリック。メニューから「ページを画像に合わせる」
文字、矢印を入れる
- 文字入力ボタン「A」で数字を入力
- 角の■をドラッグでサイズ変更。
- 中心の「+」または枠線のドラッグで移動
- 線の種類ボタンをクリック。メニューから「→」で矢印に設定
- 折れ線ボタンをクリック
- 開始点
- 終了点
- 選択ボタンで入力終了
- 太さ設定ボタン。メニューから「太くする」で太くできます。
- 文字入力ボタン「A」で説明文章を入力
- 背景の色を設定
- 線の種類メニューの「ー」で枠線がつきます
- 太さ設定ボタン。メニューから「太くする」で太くできます。
文字の色、縁、影をつける
- 文字を選ぶ
- 文字タブ2をクリック
- 文字の色をクリック
- 赤に設定
- 文字と矢印をドラッグして選ぶ
- 図形タブ1をクリック
- 線の種類から「縁をつける」
- 線の種類から「影をつける」、線の種類から「広く」
- 線の色「赤」
ひとコマアニメーションにする
- ページ時間をクリック。メニューから「ひとコマ」を設定。これでアニメーションができます。
- プレイボタンで再生してみましょう。入力した順番に文字、矢印がでてきます。
- これで1ページ完成です。続きを作りたい場合は、ページの右側の「+」をクリックし「続きのページを作る」で、2ページ目が作成できます。
アニメGIF、動画出力
- 「ファイルメニュー>アニメGIF出力」または「動画出力」で、好きなサイズのアニメGIF または MP4動画 が作成できます。
Win / RaspberryPi / Linux版 でMP4動画を作るには FFmpeg が必要。Youtube解説 - スマホの場合、端末内の「9VAe」フォルダの中に出力されます。フォトアプリで、「端末内の写真>9VAe」で見ることができます。
- アニメGIFは、背景を透明にできます。音がいれられません。
- MP4動画には音が入れられます。Youtubeに投稿できます。Youtubeに投稿する場合、1秒30コマ、高さ720 または 1080 で出力するとよいでしょう。
9VAeをつかえば素材動画が作れる
- 9VAeきゅうべえを使えば、オリジナルの素材動画が簡単に作れます。
- Openclipart や FreeSVG などフリーのSVGイラストをつかって動くキャラクタが作れます。
- 動画編集ソフトで動画に合成できます。
OS |
無料動画ソフト |
9VAeで作れる素材 |
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MP4 連番PNG または MP4 |
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MP4 MP4 |
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PowerDirector |
MP4 GIF または MP4 |
作り方
- もっと長いアニメを作ることもできます。以下をご覧ください。
9VAeきゅうべえに関する質問
- 9VAeに関する質問(Yahoo知恵袋)
- よくある質問(Qiita)
- 本記事の文章、図、アニメは複製自由です。教材、解説記事にご利用ください。