ラズベリーパイ版 PEAS motch! の開発を始めることにした。
PEAS motch! は、9VAeきゅうべえをベースに開発しているので、ラズベリーパイ版もすぐできそうだ。
特長は、ラズベリーパイ用、480x320 ペンタッチディスプレイに収まること。
ラズベリーパイ色のかっこいい画面デザインがあがってきたので、そこに、9VAeきゅうべえの各機能をわりあてていく作業を行う。
キッズプラザ大阪、コンピュータ工房で、1/25から3/31まで、「へ・ん・し・んアニメーション」というタイトルで、PEAS motch! を使った1コマアニメーションを作成するワークショップを行っている。土日祝日は、1回40分の入れ替え制で、平日は自由入場となっている。ここでは、ワークショップが始まった1週間後の平日の様子をレポートする。
ようこそキッズプラザ大阪へ 〜遊んで学べるこどものための博物館〜
米国では、ホワイトボードアニメーションと呼ばれ、動画の注目度を高める手法として注目されている。
アメリカで爆発的な人気!ホワイトボードアニメーション5つの動画実例 | MOBERCIAL
キッズプラザ大阪、コンピュータ工房で、1/25から3/31まで、「へ・ん・し・んアニメーション」というタイトルで、PEAS motch! を使った1コマアニメーションを作成するワークショップを行っている。土日祝日は、1回40分の入れ替え制で、平日は自由入場となっている。ここでは、ワークショップが始まった日曜日の様子をレポートする。
ようこそキッズプラザ大阪へ 〜遊んで学べるこどものための博物館〜
1月25日から、キッズプラザ大阪のコンピュータ工房で、幼稚園から小学校低学年向けに「書き順アニメ(1コマアニメーション)」を作るワークショップを行なっている。
ようこそキッズプラザ大阪へ 〜遊んで学べるこどものための博物館〜
使っているソフトは、「PEAS motsh!」という 9VAEきゅうべえを改良したソフトだ。
1週間たったので、その経過とプログラミング学習との関連について感想など紹介したい。
当初、アニメ作成方法を、1。絵を描く、2。アニメ作成ボタンを押す
の2ステップにした。アニメ作成ボタンだけで、誰でもできると考えた。ところが、複数ページ作成できるようにすると、各ページで、アニメ作成ボタンを押し忘れる子供達が続出した。
(対策)アニメ作成ボタンを押し忘れても、自動的にアニメになるようにした。
(教訓)
(対策)
←調整前
←調整後
(教訓)
2018/1/25 からキッズプラザ大阪でワークショップをやることになった。
今回は、ワークショップ用に画面デザインを大幅に変更し、きれいで、わかりやすくした。できたソフトは、PEAS motch! という名前になった。
ワークショップの内容は「書き順アニメ」なのだが、もっと適当な言葉がないか探してみたところ「ホワイトボードアニメーション」という言葉が近いようだ
Whiteboard animation - Wikipedia
アメリカで専門の制作会社もあるらしい。
アメリカで爆発的な人気!ホワイトボードアニメーション5つの動画実例 | MOBERCIAL
日本ではまだ新しい言葉で、重要な点は、
という効果が 心理学者によって確かめられている点だ。
といった要素が動画より人を引き付ける。
ホワイトボードアニメーションが簡単に作れるようになれば、急速に、広まっていくだろう。
PEAS motch! は、ホワイトボードアニメーションを簡単に作れる革命的なフリーソフトだ。2018年キッズプラザ大阪では、このアニメーションのことを「ひとコマアニメーション」と呼ぶことになった。
下のアニメは、夏休みに子供たちが 9VAeでつくったアニメーションだが、まさにホワイトボードアニメーションだ。この制作時間は1人5分以下で、リアルタイムで1本の動画に結合し、プロジェクタで上映した。
作り方はこちら
青少年のための科学の祭典で行った100名の連作アニメの作り方 - Qiita
キッズプラザ大阪では、PEAS motch! を使って、1/25から3/31までワークショップを行った。4歳から中学生、親の作品も含めて、合計3000本程度のひとコマアニメーションが制作された
従来はこの方法で作っていた。動画編集を行うため、専門的な知識が必要で、制作時間もかかるが、質の高いアニメーションが作れる。
9VAeきゅうべえ Xamarin版を調べていたが、Cから Xamarinの描画関数を呼ぶのが難しいことがわかった。いろいろ調査していると、DXライブラリというのを発見。
ゲーム開発用にかなり昔から開発されているライブラリで、そのアンドロイド版があるらしい。これだと、Cでプログラムができて、描画関数がCから呼べる。
アンドロイドアプリをCで作りたいのでは、OpenGLを使えば良いのではという意見もあったが、OpenGL ESは三角形しか描けない。9VAeきゅうべえの基本の多角形塗りつぶしを自分で用意しないといけない。DXライブラリは、DirectX用のライブラリを、OpenGLを使うように修正したのだろう。ゲームに必要な関数が皆入っているらしい。なんと一番欲しかったライブラリではないか。ということで、9VAeアンドロイド版は、DXライブラリを使って開発することに方針転換。
ところが、いろいろ、つまずくところがありました。
まとめると、今、次のような問題を抱えているが、DXライブラリを使って、9VAeきゅうべえアンドロイド版を作ってみよう。
自プロセスの標準入出力 (System.Console) - Programming/.NET Framework/標準入出力 - 総武ソフトウェア推進所
子プロセスの標準入出力 (System.Diagnostics.Process) - Programming/.NET Framework/標準入出力 - 総武ソフトウェア推進所
を使って子プロセスを起動する場合、UseShellExecuteプロパティにfalseを指定し、RedirectStandardOutputなどのプロパティをtrueにすることで子プロセスの標準ストリームをリダイレクトさせることができます。
DXライブラリを使うと C++で androidアプリが開発できる。今でもメンテされており、フリーソフトで、学校の授業でも使われてるようだ。素晴らしい。
ドキュメントも充実している。ただ、x86 android版がまだ開発中みたい。
C++で androidを開発するには、Visual Studioが良い。DXライブラリを使うためには、Windowsでないといけない。
Visual Studio は、32bit Windowsにインストールできるが、Visual Studio エミュレータを使うためには、64bit 6GBメモリが必要らしい。エミュレータが起動しなかった。
Visual Studio Emulator for Android のシステム要件
Visutal Studioのインストール手順
開発用アンドロイド実機の選び方
昨日Mobile Act Osakaに参加して、Xamarinプログラマーに9VAe iPhone版を見せて質問した。
やはり、Androidアプリを Xamarinで作ろうとした場合、C#からCを呼び出すことはできるが、そのCプログラムの中から、Xamarin描画関数を呼び出すことはできないみたいだ。方法としては、Cプログラムでは描画コマンドをキューなどに入れて一旦終了。C#に戻って、そこでキューを読み出して、Xamarin描画関数を呼ぶという方法なら可能らしい。そういう使い方をする人は、今はいないのだろう。Xamarin描画関数は十分なものがありそうなので、キューの処理を新たに作れば良いわけだ。iOSは、Objective-CからCの描画関数を呼べたので、その必要がなかった。
MobileAct Osakaは、無料で、ビールを飲みながら、こんな質問ができたし、iOSアプリの作り方などいろんな情報が得られた。参加してとってもよかったです。
パソコン用の 9VAe Ver0.5.14を公開しました。
無料ソフトでアニメを作ってみよう(9VAe きゅうべえ) - Qiita
今回のリリースの本音は、iOS版を作るために改造したソースを、パソコン版にも入れて、ソースを共通化するのが第一だったのですが(修正箇所はかなりあった)、それだけでは寂しいので、WMF読み込みを入れました。リリース過程で、図形選択とか、点の移動時にぴょんと跳ねる現象とか修正したので、微妙に使いやすくなってます。
WMFは、Windowsの初期からある図形フォーマットで、Wordのクリップアートで使われ、年賀状とか教材用の素材などがたくさんネットで見つかります。これらを読み込んで、動く年賀状GIFが作れます。
WMFイラストサイト
初期のPowerPointでは、図形イラストを選択して、Ctrl+Cを押すと、WMF形式でクリップボードに保存され、9VAe上でペーストすれば入力できたのですが、最近のPowerPointでは、WMF形式では保存されなくなったようです。その場合、WMF形式で保存すれば、それを 9VAeきゅうべえで読み出すことができます。