dnjiro’s 9VAe blog

誰でもアニメが作れる無料ソフト9VAeきゅうべえ開発者のブログ

9VAeきゅうべえXamarin/iOS版、Ver.0.5.14で動く年賀状を作ろう

Mobile Act Osaka

昨日Mobile Act Osakaに参加して、Xamarinプログラマーに9VAe iPhone版を見せて質問した。

 

やはり、Androidアプリを Xamarinで作ろうとした場合、C#からCを呼び出すことはできるが、そのCプログラムの中から、Xamarin描画関数を呼び出すことはできないみたいだ。方法としては、Cプログラムでは描画コマンドをキューなどに入れて一旦終了。C#に戻って、そこでキューを読み出して、Xamarin描画関数を呼ぶという方法なら可能らしい。そういう使い方をする人は、今はいないのだろう。Xamarin描画関数は十分なものがありそうなので、キューの処理を新たに作れば良いわけだ。iOSは、Objective-CからCの描画関数を呼べたので、その必要がなかった。

 

MobileAct Osakaは、無料で、ビールを飲みながら、こんな質問ができたし、iOSアプリの作り方などいろんな情報が得られた。参加してとってもよかったです。

 

WMFイラスト読み込みで動く年賀状が作れる

パソコン用の 9VAe Ver0.5.14を公開しました。

無料ソフトでアニメを作ってみよう(9VAe きゅうべえ) - Qiita

今回のリリースの本音は、iOS版を作るために改造したソースを、パソコン版にも入れて、ソースを共通化するのが第一だったのですが(修正箇所はかなりあった)、それだけでは寂しいので、WMF読み込みを入れました。リリース過程で、図形選択とか、点の移動時にぴょんと跳ねる現象とか修正したので、微妙に使いやすくなってます。

  • WMF(Windows Meta File)ファイル読み込みを、「開く」「9VAeアニメを入れる」

WMFは、Windowsの初期からある図形フォーマットで、Wordのクリップアートで使われ、年賀状とか教材用の素材などがたくさんネットで見つかります。これらを読み込んで、動く年賀状GIFが作れます。

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WMFイラストサイト

初期のPowerPointでは、図形イラストを選択して、Ctrl+Cを押すと、WMF形式でクリップボードに保存され、9VAe上でペーストすれば入力できたのですが、最近のPowerPointでは、WMF形式では保存されなくなったようです。その場合、WMF形式で保存すれば、それを 9VAeきゅうべえで読み出すことができます。

 

9VAeきゅうべえiPhone版の改良(0.5.14.1207) 

  • 横幅が狭い時に、プレイボタンとストップボタンが同じ位置にでるようにした。STOPボタンの場所に前のページに移動するボタンが出てくる。

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  • WMFファイル読み込みを追加。「Input」メニュー、「SVGダウンロード」のところで、WMFファイルのURLを入れると、読み込むことができる。ただし64bitOSだと、色が少しおかしい。WMF読み込みを32bit/64bit対応に修正しないといかん。
  • 新規作成した直後にSVGを読み込んだ時、画像サイズをSVGサイズに合わせるようにした。