アニメ作成ソフト9VAeきゅうべえの Windowsアプリストア版を開発するのは難しいことがわかった(今はZIPで配布)が、開発環境を最新に変更できないか(すくなくともWindows8 以降)と思い、調査した。
- Visual Studio 2022 では、XPプロジェクトを開くことができない
- デバッグ情報の形式をなしにする(/Zl→なし)
- 添字が負の値ですエラー(/Zp1→規定)
- afxres.h がみつからない
- strmbasd.libがみつからない
- SAFESEHイメージには安全ではありませんエラー
- LIBC.lib を開くことができませんエラー
- 未解決の外部シンボル fillbuf
- 筆圧ペンの搭載
- atlbase.h がない
- windows.h がない
- math.h がない
- atls.lib がない
- TRACKER : error TRK0005:rc.exeがない
- error MSB8041 ATLライブラリが必要
- GDI+
Visual Studio 2022 では、XPプロジェクトを開くことができない
- 9VAe Windows版は、Windows XP のころの Visual Studio で作られている。このプロジェクトを読み込んで、コンバートできるのは、Visual Studio 2019 までみたいだ。Visual Studio 2022 では読み出せない。Visual Studio の過去バージョンは、サブスクリプション登録しないと入手できないみたい。古い VisualStudio は貴重。
- いったん、VisualStudio 2019 で、コンバートすれば、VisualStudio2022で、さらに上位バージョンに変換できる。ビルドするには、以下の修正が必要だった
デバッグ情報の形式をなしにする(/Zl→なし)
添字が負の値ですエラー(/Zp1→規定)
- 構造体メンバーのアライメントを1バイトにしているとエラーがでるみたい
- 2バイトでもエラー。「規定」に変更。64ビットとか、ARM版などには規定にしとかないといけないのだろう
afxres.h がみつからない
- 参考記事がこちら(Qiita)
- afxres.h を winres.hに書き換えるとOK。
strmbasd.libがみつからない
- strmbase.lib に変更するとエラーがなくなった
- 右側のソリューションエクスプローラ>プロジェクト右ボタン>プロパティ>リンカー>入力
SAFESEHイメージには安全ではありませんエラー
- ソリューションのプロパティから、「リンカー」→「詳細設定」→「安全な例外ハンドラーを含むイメージ」を「いいえ(/SAFESEH:NO)」に変更。(参考記事はこちら)
LIBC.lib を開くことができませんエラー
未解決の外部シンボル fillbuf
筆圧ペンの搭載
- Wintabというワコムのライブラリと、RealtimeStylusというMicrosoft COM を使う方法の2つがあるようだ。
- RealtimeStylusの参考記事(Tech notes)
- COMのイベントを受け取るハンドラを定義して、イベントを受け取る。WM_イベントは異なる仕組み
- Win8以降だと、WM_POINTERDOWN イベントで、タッチやペンイベントがくるらしいが、9VAeでは取得できない。
atlbase.h がない
- こちらに記事がある
- ツール>ツールと機能を取得 で VisualStudioインストーラをひらく。個別インストールで、ATLを追加したがうまくいかなかった
- 追加インクルードパスに、直接フルパスを追加した
windows.h がない
- 新規でVS2022をインストールして、2019プロジェクトを変換すると発生
- V141は、VS2017(Win8.1対応)、V142 は VS2019(Win10 対応)、V143 はVS2022 (Win11対応) らしい。V142をいれるとエラーはなくなった
math.h がない
- 新規でVS2022をインストールして、2019プロジェクトを変換すると発生
- 古いVisualStudioから、windows.h がはいったVC98フォルダをコピーした
atls.lib がない
TRACKER : error TRK0005:rc.exeがない
- rc.exe はリソースコンパイラ。古いリソースが変換できていないようだ
- rc.exeをふるいものからコピーしていれてみたが、オプションエラーが解決せず