9VAeきゅうべえiPad版がだいたい動くようになったので、GitHubでプロジェクトを公開しました。誰でもこれを修正し、ストアアプリを作って販売しても構いません。今の状態でも、SVGイラストからアニメGIFを作るのに使えますが、UI部分がイマイチなところがあるので、皆さんの知恵を借りたいです。
GitHubアドレスはこちら
GitHubにプロジェクトをあげる際に以下の記事を参照した。
今さら聞けない!GitHubの使い方【超初心者向け】 | TechAcademyマガジン
Macには最初から、gitコマンドが入っており、簡単に登録できた。手順は以下のとおり。
1.GitHubに新しいリポジトリを作成する
- GitHubにアカウントを作る(無料)(https://github.com)
- GitHubにログイン
- 「New repository」ボタンをクリック
- 「Repository name:」に名前 9VAeLib を入力
- 「Public」, 「Initialize this repository with a README」にチェック
- 「Create repository」ボタンをクリック > 9VAeLibのページができた。
リポジトリアドレスは、「Clone or download」ボタンを押すとわかる。 https://github.com/dnjiro/9VAeLib.git
2.Macにローカルリポジトリ(修正用フォルダ)を作成する
- GitHub修正用フォルダを適当な場所、名前で作成
- ターミナルを開く(アプリケーション>ユーテリティ>ターミナル)
- cd GitHub修正用フォルダのパス(ターミナルにcdを入力してからフォルダをドラッグ&ドロップすると入力できる。cd は場所を移動するコマンド)
- git init
- git remote add origin https://github.com/dnjiro/9VAeLib.git
- git checkout master
- git pull
これで作成したフォルダに、GitHubで作成した README.mdがチェックアウトされた。このフォルダを修正してコミットすれば、GitHubに反映されるようだ。
3.GitHub修正用フォルダの中身を修正、追加
- README.md をエディタで修正
- 新しいファイル(LICENSE.txt, 9vae.svg iosフォルダ)を追加
- git add LICENSE.txt
- git add 9vae.svg
- git add ios
- git commit -m “英語コメント”
- git push origin master
これでGitHub取得修正用フォルダの中身が、GitHubに反映された。
今後の修正はブランチを作ってからGitHubに反映
git checkout -b ver01
git fetch
修正(ファイルを追加した場合は、git add)
git commit -a -m "コメント"
git push origin ver01
のようにすれば良いみたいだ。commitに -a がないと反映されない。
- git push が成功すると、GitHubプロジェクトに、「Pull request」というボタンができる。このボタンをクリックし、コメントを入力し、マスターに修正を反映させる。
- ブランチは、git branch で表示、git branch -d ブランチ名 で削除できる。
- GitHubから新しいフォルダに9VAeプロジェクトをコピーする場合は次のようにする。
cd 新しいプロジェクトフォルダ
git clone https://github.com/dnjiro/9VAeLib.git
cd 9VAeLib
この場合は、git initをしてはいけない。9VAeLibフォルダの中に、gitの情報が書き込まれており、ここで作業を行う。
4.GitHubプロジェクトから9VAeiPad版を作るには
必要なもの
- Macintosh パソコン
- Xcode Appストアから入手(無料)AppleIDが必要
- iPhone または iPad
- USB接続ケーブル
- 9VAeiPad版(https://github.com/dnjiro/9VAeLib)
手順1.Xcodeでプロジェクトを開き、シミュレータで実行
- Appストアから、最新の Xcodeを入手する。古い Macだと動かない場合あり
- ブラウザで、9VAeiPad版(https://github.com/dnjiro/9VAeLib)を開く。
- 「Clone or download」ボタン「Download ZIP」を順番にクリックする。プロジェクトがダウンロードされる
- ダウンロードフォルダを開くと、ZIPを解凍した「9VAeLib-master」ができる。
- 中の「ios」フォルダの中の「9VAe.xcodeproj」をダブルクリック。Openボタンをクリックすると、Xcodeが起動し、9VAeの設定画面が開く。
- Xcode の左上にある「右向き三角▶︎」をクリック。プロジェクトがビルドされ、しばらく待つとシミュレータで9VAeが起動する。
手順2.実機(iPhoneまたはiPad)で9VAeを実行
- もし今まで、iTunesを使ったことがない場合、iTunes > 環境設定 >「デバイス」を開き、「iPhone,iPodを自動的に同期しない」にチェックを入れておくと良い。同期によって実機のデータが修正されるのを防ぐため。
- 実機(iPhone/iPad)とMacをUSBケーブルで接続する。
- 実機に「このコンピュータを信頼しますか」が表示されたら「信頼」をタッチする。
- ダウンロードしたプロジェクトのiosフォルダの中の「9VAe.xcodeproj」をダブルクリックしてプロジェクトを開く。
- 設定画面(もし表示されていない場合、左上の切り替えボタンをクリックしてフォルダ構成を表示し、プロジェクト「9VAe」をクリック)「General」画面の「Signing」の「Team」が赤字(未設定)になっているので、ここをクリックし「Add account...」で 自分のAppleIDを登録する。
- デバッグ環境をシミュレータから実機に切り替えるには、Xcodeのメニュー「Product」から「Destination」、「Device欄のiPhoneまたはiPad」を順番にクリックする。
- Xcodeの左上の「右向き三角▶︎」ボタンをクリックすればプロジェクトがビルドされ、実機に9VAeアイコンが転送される。ただし最初は実行できないとのエラーが出る。
- 実機(iPhone/iPad)のトップ画面にある「設定」アイコンをタッチし、「一般」「デバイス管理」を順番にタッチ。上で入力した自分のAppleIDが見えるはずなので、タッチ「信頼する」に設定。これで実機でデバッグできるようになります。
- もう一度、Xcode上の「右向き三角▶︎」をクリックすれば、9VAeきゅうべえが起動するはずです。
9VAeアプリ修正のヒント
- 9VAeは、画面デザインやサンプルデータが簡単に修正できます。以下を参照。例えば ios/QvaeLib/data/afa9va.png を修正すれば画面デザインを簡単に変更できます。かっこいい9VAeを作ってみてください。